
2005年10月8日 (土) ドン・ジョヴァンニ・モネ歌劇場
終演後・・ピット前に・・晴ればれしたオケ陣 歌手陣 大野氏
氣さくに日本人女性ヴァイオリン奏者が話しをしてくれた・・
現在7人の日本人奏者がいて、他のオケマン・ウーマン達とも
仲が良く氣持ち良く演奏ができるそうです
まだ、30歳代前の感じで美しい方でした・・
より一層モネ軍団のファンになりました
妃殿下が後半観に来てました
江川昭子氏 http://www.egawashoko.com/menu1/
女子アナ・ジルヴェスター〔TV12)でボレロで泣いた方? 方々のお顔も・・
今回の席が最高で2階7列35が真正面が通路・・その先下目線が大野さんの腕から絶妙な棒さばき・・指先が・・舞台が最高に良く見え・・期待感が増幅・・
序曲から 古楽器・ホルン ティンパニ 弦群の響き・・
最近ワーグナー 前日ヤナーチェクの音が深く残っていて??
2階最奥席は音響が悪い??イヤ違う・・
舞台は 一貫して 闇 暗 劇性・・主役に好色・権力・金を其れに仕える従者との・・従者が隠れてツマミ食い・・主従関係を端的に表現し・・演技が達者なご両人
何処までも一途に追う・・娘 親を殺され仇を必要に追う・・娘
役柄と歌手陣とオケのバランスが絶妙であった・・
私は後半2幕に感じるとこらが・・地獄落ちまでに 緊張感と歌唱力とオケ力が共振し合い・・雄弁な音楽創造が
大野指揮 モネ歌劇場に 大感動で・・
その上がマーラー5番(名古屋公演)であった
残念な事が・・お隣りのご夫人が休憩中に盗難に
プログラム・オペラグラスを席に置いたままにした・・
楽しみなオペラが一転・・
休憩中は、持ち物は席に置かず・・ご自分で防ぐ事ですね
音楽を愛好する人の中に・・信用出来ない人が・・
隣席でも不愉快な気持ちが・・被害に遇った方はそれ以上の・・
以前 兄もプログラムを盗難に遇った事が・・
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
ドン・ジョヴァンニ:サイモン・キーンリィサイド Simon Keenlyside ○
ドンナ・アンナ:カルメラ・レミージョ Carmela Remigio 華◎

レポレッロ:ペトリ・リンドロース Petri Lindroos ◎
マゼット:ウーゴ・グアリアルド Ugo Guagliardo ○
騎士長:アレッサンドロ・グエルツォーニ Alessandro Guerzoni ◎
ドン・オッターヴィオ:イエルクシュナイダー Jorg Schneider○
ドンナ・エルヴィーラ:マルティーナ・セラフィン Martina Serafin 華◎
ツェルリーナ:ソフィー・カルトホイザー Sophie Karthauser ○
演出:デイヴィッド・マクヴィカー David Mcvicar ○
美術・衣裳:ジョン・マクファーレン John Macfarlane
照明:ジェニファー・ティプトン Jennifer Tipton
渋谷・オーチャード C 21,000円, 2F・7-35妥当な額
過去の感想・・
28日 ボエーム ベッリーニ大劇場 大宮2F18-49
ラ・ボエーム・1896年2月1日初演トリノ王立歌劇場
作曲・ジャコモ・プッチーニ
原作ボヘミアンたちの生活風景・戯曲ボヘミアンたちの生活(アンリ・ミュルジェ)
ミミ・カルメラ・レミージョ ◎ ロドルフォ・ロベルト・コスティ
マルチェッロ・シモーネ・アルベルティ
ムゼッタ・シルヴィア・コロンビーニ コッリーネ・フラノ・ルーフィ
演出・マルコ・プッチ・カテーナ
ベッリーニ大劇場管弦楽団・合唱団
ミミはレミージョ(28日・大宮)の高音から低音域まで均質で豊かな歌唱が優れ・・イタリア・ベスカーラ生まれで・・伝統を継承された歌唱と・・・
何度聴き 観ても 旋律美 歌唱美が優れもの1幕のミミの主題から・・・涙・涙である
2幕は手前にバールと奥に流れを・・行交う庶民・・・
手前でムゼッタとパトロンそのムゼッタに好意をよせるマルチェロ
ミミとロドルフォ・・・この人物像の描写 流れが巧い・・子供と行進する・・・実に流れが良い
3幕の聴きどころも 豊かな声伸びのあるテノールと ソプラノ高音から低音まで均質で美しい声である演技良し・・・
4幕はミミの死・・・温かいマフがミミの手にムゼッタの優しい心が・・・演技が巧い そして 外套の歌・・バスが非常に暗美・・
舞台上に活気 若さが 溢れ 演技と声楽人が優れ者である
オケ・合唱も演奏が楽しい波動と総合芸術として最良のオペラを見せた
01年3月頃の感想・・
ローマ・サンタチェチーリア、
指揮チョン・ミョンフン ソプラノカルメーラ・レミージョ ○
オテロ・柳の歌~アヴェ・マリア
シチリア島の夕べの祈り・ありがとう愛する友よ
椿姫・ああ、そはかの人か~花から花へ
声の質が 何と透明感・透き通る高音から感情移入が素晴らしい 活躍が楽しみ