日頃の何氣ない風景 ・音楽鑑賞・株投資、感じた事を

音楽鑑賞の感想雑文と、相場から経済情勢を
御礼
7年間 総閲覧数2,907,866  

13日14日 愛の妙薬  藤原歌劇団創立75周年記念公演

2009-06-14 | 藤原歌劇団 ・二期会
上野・文化会館  13日4F・L4-31・3,000円 14日4F・R1-21・3,000円・
       13日、安かろう・・不調な出来 14日安かろう・・安すぎ、好調な出来

 客電が落ち、舞台へ照明が明るい・・開店ですモール街のテナント店舗、高級化粧品売り場・・店員がアディーナ川越13日 高橋・14日・・真向いにネモリーノ・中鉢13日 エマヌエーレ・ダグアンノ14日 が値段付け作業店員?の設定ですが・・置換え,読み替えに無理がありますね・・必然性が感じられない・・あえて考えるならば・・良くある職場内恋愛を・・鼻持ちならない、やな客をベルコーレに、森口賢二13日 須藤慎吾14日 ドゥルカマーラ・妙薬うり,党主税13日 久保田真澄14日・・
 歌手も歌唱を競い、饗宴してました、二回公演を観て、歌唱力がダントツ・高橋薫子でした・・素晴らしいですね、低音,中音、高音と濁りが鳴く、温かく、声質が素晴らしいですね・・
 方やエマヌエーレ・ダグアンノのテノール高音も柱があり、強い声質が素晴らしいですね、低音にふくよかさがあれば、まだ32歳ですね、今後大化けでは
 日本歌手では、笛田が同年代ですね・・
過去に、新国立中劇場・ネモリーノ/ジュゼッペ・サッバティーニ、横浜公演・メトでパヴァロッティのネモリーノを観て聴いているので・・比較してもしょうがない・・

 8月の大野オペラレクに須藤慎吾、笛田ご両氏が登場ですね・・これも楽しみ
今回は,今も耳に心に残っている歌手は,高橋、ダグアンノ、須藤慎吾、党主税の4名がダントツの良い出来では・・13日の指揮・オケは?14日大分歌ってましたが、音楽自体が良いので,楽しめました。

指揮 園田隆一郎
演出 マルコ・ガンディーニ
出演 13日
アディーナ:川越塔子
ネモリーノ:中鉢聡
ベルコーレ:森口賢二
ドゥルカマーラ:党主税、(平成19年度五島記念文化賞 オペラ新人賞)
ジャンネッタ:宮本彩音
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団   合唱 藤原歌劇団合唱部
出 マルコ・ガンディーニ
出演 14日
アディーナ:高橋薫子
ネモリーノ:エマヌエーレ・ダグアンノ
ベルコーレ:須藤慎吾
ドゥルカマーラ:久保田真澄
ジャンネッタ:向野由美子

 愛の妙薬」はガエターノ・ドニゼッティが作曲、1832年に初演された全2幕からなるオペラである。
原語曲名:L'elisir d'amore
台本:フェリーチェ・ロマーニ、もともとはスクリーブがオーベールのために書いたLe philtreの台本による
演奏時間:約2時間
初演:1832年5月12日、ミラノのカノビアーナ劇場にて
作曲の経緯 [編集]
ミラノのカノビアーナ劇場では5月の舞台にオペラの新作を登場させるべく、ある作曲家に新作を依頼していたが、依頼先が突然の作業放棄に及んだ。期日まで1か月の短期間であったため、支配人アレサンドロ・ラナーリは速筆で知られていたドニゼッティに泣きつかんばかりに新作オペラを依頼した。

ドニゼッティの条件は、すでにオペラ「アンナ・ボレーナ」で作業を共にしていた人気台本作家ロマーニ(当然、彼もまた速筆であった)を使って1週間程度で台本を得ることであった。しかしロマーニといえどもこの短期間に白紙から台本を起こすことは不可能だったものとみえて、彼は前年パリでスクリーブがオーベールのために書いたオペラ台本Le philtreを翻案し、田舎の村で起きた他愛もない恋愛喜劇2幕物を書き上げた。ドニゼッティはその台本にわずか2週間で作曲したという。前年の1831年、同じミラノでベッリーニが、やはり田舎村での恋愛騒動を描いたオペラ「夢遊病の女」La sonnambulaを成功させていたことも、ドニゼッティとロマーニの念頭にあったとも考えられる。

劇場の願い通りオペラは5月の舞台に間に合ったばかりか、初演から30回以上の再演を数える大ヒットとなって、ドニゼッティは一段と盛名を馳せることとなった。

『愛の妙薬』リブレット(台本)表紙。1895年リコルディ社よりの再版本
編成
主な登場人物
アディーナ、美人で頭も良いがちょっと高慢な富農の娘(ソプラノ)
ネモリーノ、単純で間抜けな貧農、アディーナに想いを寄せている(テノール)
ベルコーレ、若くて野心満々の軍曹(バリトン)
ドゥルカマーラ博士、口の達者なインチキ薬売り(バス)
ジャンネッタ、村娘(ソプラノ)
合唱

全2幕
前奏曲 動画
第1幕 小さな村  第2幕 同上
あらすじ
Una furtiva lagrima
Enrico Caruso, 1911
----------------------------------------------------------------
時と場所 イタリアの小さな村、19世紀

前奏曲の後幕が上がると、村人の集う広場。ネモリーノは美しいアディーナへの想いを独白するが、彼女は魯鈍で弱気なネモリーノにはすげない。アディーナは『トリスタンとイゾルデ』の本を他の村娘たちに読んで聞かせて「飲めばたちどころに恋が成就する愛の妙薬、そんなのあり得ないわね!」と大笑いしている。村外れに宿営しているベルコーレ軍曹が行軍を率いて登場、その洗練された物腰と凛々しい軍服姿にアディーナは一目惚れ、ネモリーノは焦る。そこへ「森羅万象に通暁した、人類の救済者」と名乗る薬売りドゥルカマーラ博士なる人物が登場、巧みな宣伝口上で村人に薬を売り付ける。人々が去った後残ったネモリーノはドゥルカマーラに「イゾルデの使ったという妙薬」を求め、ドゥルカマーラは、とんだ馬鹿が来たとばかりにボルドー産ワインを「秘薬」として高値で売りつけてしまう。「効目が出るまで1日待たれよ。ただし当局がうるさいので、薬のことは秘密ですぞ」と言い含めて。早速試飲したネモリーノは酒の勢いで気が大きくなり、アディーナの前でも大きな態度で陽気に唄っている。そんな彼が煩わしくなったアディーナは、やって来たベルコーレの求婚に応じてしまう。妙薬の薬効で、明日になれば彼女は自分のもの、と信じて鷹揚に構えていたネモリーノだったが、ベルコーレに進軍命令が出て、急遽今晩アディーナと婚礼を挙げる、と知って愕然とする。
動画
幕が変わってアディーナとベルコーレの婚礼の場。人々は陽気に飲み、歌うが、いざ結婚の誓約となるとアディーナはなぜか躊躇してしまう。事態挽回を図るネモリーノはドゥルカマーラに更に妙薬を所望するが、金がない。仕方なく彼は、恋敵ベルコーレの部隊に一兵卒として入隊することとし、給料20スクードを前借りして秘薬を一本購入、飲み干して眠り込んでしまう。一方で、アディーナを除く村娘たちはネモリーノの噂で持切りになっている。彼の伯父が死んで、残った巨額の遺産はネモリーノがすべて相続する、というのだ。娘たちは、ネモリーノと結ばれて玉の輿を夢見る。酔いから醒めた彼は村一番の人気者になっていてびっくりし、これも妙薬の効目、と大喜びする。アディーナは、自分が結婚の誓約に二の足を踏んだ理由は、自分も本当は純朴なネモリーノを恋しているからだ、と悟り、彼に愛を告白する。
動画

こうして結ばれた2人を村人は祝福し、ドゥルカマーラ大先生の愛の妙薬の効能を一同で賞賛して、幕。





藤原歌劇団 HP

 ルーブル展は昨日で終了ですね・・2時間待ちで長蛇の列でした・・
上野公園界隈
高橋薫子 ブログ
須藤HP
ラ・ヴォーチェ 愛の妙薬
棟梁日誌 専門家
東条 氏ブログ

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (operaview)
2009-06-17 17:59:53
私も、須藤さん・党さんのふぁんです
当方撮影のオテッロの公演写真が須藤さんのHPに出ています
チラシに載っている党さんの写真も私が撮りました
応援している方が有名になって行くの嬉しいですね
返信する
今日は・・ (miken_001)
2009-06-18 15:44:34
<須藤さんのHPに、党さんの写真も私が撮りました

 写真撮影は一瞬の表情を描くのは・・音楽を聴き逃がさない瞬間と良く似てますね・・
 写真から音楽、感情表現が垣間見る事が出来ますね,素晴らしい写真を願ってます

 余談ですが、学生時代,暗室で現像,引き伸ばしをした事があり、土門拳に憧れ,一時、写真家を目指そうかと思った事がありました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。