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5日 アラベッラ ・ミヒャエラ・カウネ ・マンドリカ・トーマス・ヨハネス・マイヤー 新国立

2010-10-06 | 新国立オペラ・・
5日 アラベッラ       6公演・二回目   新国立3F・R3-2・5250円・安い

 初見のオペラですが、楽しめました、随所に美しい旋律が・・1幕の姉妹の奏でる二重唱から美を感じさせます・・ばらの騎士をダブらせて観るのも面白いですね
 1幕は重唱以外・・音楽の流れ、脇の歌手の線の細さを感じましたが・・ウトウトしてしまいました
 2幕から一転音楽の流れ、歌唱と精気みなぎる展開に・・
アラベッラ・ミヒャエラ・カウネ、マンドリカトーマス・ヨハネス・マイヤー・・
 マンドリカの恋・愛の告白と、アラベッラの高貴な振る舞い、けして一時の戯れな恋でない・・純真な心・・愛の賛歌が・・ミヒャエラ・カウネの核心に満ちた、歌唱、役作りと想いますが・・
 3幕は、・・鍵・・が、劇のキーポイント・・変奏ワルツ的?な旋律(ドタバタ)とか・・其の後の2重唱が素晴らしい・・・愛 愛 愛 を感じさせますね

 マッテオ・オリヴァー・リンゲルハーン、ズデンカ・アグネーテ・ムンク・ラスムッセン・・
 ズデンカが・・鍵・鍵・劇のまさしくキーポイント・・
<ひと気の途絶えた深夜のロビー。ややあって忍んでいたアラベラの部屋から出てきたマッテオは階段を降りて来るが、ちょうど舞踏会から帰ってきたアラベラと出くわし驚く。ついさっきまで愛し合ったズデンカをアラベラと思い込んでいるマッテオは、アラベラのそっけない態度が信じられず口論になる> 
 舞台装置・ホテル、1幕から3幕の深夜のロビー・・趣味が良い舞台と色あいが良い
時間と0があれば、今一度観たいですね・・

リヒャルト・シュトラウス/全3幕
【ドイツ語上演/字幕付】
オペラ劇場
スタッフ
【指 揮】ウルフ・シルマー
【演出・美術・照明】フィリップ・アルロー
【衣 裳】森 英恵
キャスト
【ヴァルトナー伯爵】妻屋秀和  【アデライデ】竹本節子
【アラベッラ】ミヒャエラ・カウネ【マンドリカ】トーマス・ヨハネス・マイヤー 
【マッテオ】オリヴァー・リンゲルハーン【ズデンカ】アグネーテ・ムンク・ラスムッセン【エレメル伯爵】 望月哲也
ci/">ブログ
【ドミニク伯爵】萩原 潤     【ラモラル伯爵】初鹿野 剛
【フィアッカミッリ】天羽明惠   【カルタ占い】与田朝子
【合 唱】新国立劇場合唱団【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

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 アラベラ』(ドイツ語原題:Arabella)作品79は、リヒャルト・シュトラウスが1929年から1932年にかけて作曲した3幕のオペラ。台本はフーゴ・フォン・ホフマンスタール。
概要
詩人で劇作家のフーゴ・フォン・ホフマンスタールは、『エレクトラ』以来6作のオペラの台本(リブレット)をシュトラウスに提供したが、本作は2人の共同作業の最後となった。かつてはドイツ語圏以外で上演される機会は少なかったが、近年は上演が増え、シュトラウスの作品の中でもとりわけ人気作となりつつある。
 シュトラウスによって《第2の『ばらの騎士』》を目指して書かれた『アラベラ』だったが、ロココ時代を舞台に時代錯誤なウィンナ・ワルツが鳴り響き、ズボン役が登場する『ばらの騎士』と違い、『アラベラ』はより緊密でリアリティのある音楽が書かれ、『ばらの騎士』の二番煎じとはならなかった。
 モーツァルトのオペラになぞらえ、シュトラウス版『コジ・ファン・トゥッテ』と見なす向きもある(同じく『ばらの騎士』はシュトラウス版『フィガロ』、『影のない女』はシュトラウス版『魔笛』)。ハンガリーの富豪マンドリーカを表すために、クロアチア民謡が引用されている(クロアチアは第一次世界大戦前にはハンガリー王国領であった)。
台本
1927年、『エジプトのヘレナ』を完成させたシュトラウスは、早速次回作の台本の執筆をホフマンスタールに要請した。詩人は自作の小説『ルチドール』を基に、未完の戯曲『伯爵になった御者』のアイデアを加え、構想を練った。ソプラノ2人が主役となり、華やか舞踏会の場面すらお膳立てした、いわば高級なオペレッタという趣きのこの題材に強い自信を持っていたホフマンスタールだったが、作曲するシュトラウスの側の反応は必ずしも芳しくなかった。何より《第2の『ばらの騎士』》たる成功作になりうる台本を渇望していたシュトラウスにとっては、姉妹とその恋人たちとの恋愛劇はあまりにも他愛もない筋立てに感じられたのである。
全文
第3幕
ヴァルトナー伯爵が滞在するホテルのロビー
 前奏曲(これは『ばらの騎士』第1幕へ前奏曲と同じく、愛を交わすズデンカとマッテオの情景を描写した音楽である)。
 ひと気の途絶えた深夜のロビー。ややあって忍んでいたアラベラの部屋から出てきたマッテオは階段を降りて来るが、ちょうど舞踏会から帰ってきたアラベラと出くわし驚く。ついさっきまで愛し合ったズデンカをアラベラと思い込んでいるマッテオは、アラベラのそっけない態度が信じられず口論になる。
 揉めている二人のところに、舞踏会の連中を引き連れたマンドリーカが現れ、2人のただならぬ様子を邪推する。ヴァルトナーはマンドリーカの無礼に憤慨して、彼に決闘を申し込む。
 その時ズデンカが出てきて、自分のしでかした全てを告白し、ドナウ川に身投げすると叫ぶ。妹を優しく抱きしめるアラベラ。一堂はズデンカの献身的な愛に打たれ、マッテオも初めて見る少女の姿のズデンカに心惹かれる。
 アラベラは喉が渇いたといい、マンドリーカの従者にコップ一杯の水を頼むと部屋に引っ込む。
 激しい自己嫌悪に駆られるマンドリーカを残して人々が去ると、やがてアラベラが階段をゆっくり降りてきて、マンドリーカにコップを差し出す。これはマンドリーカの故郷に伝わる、求婚を受け入れる際の風習である。マンドリーカは幸福に酔いしれ、水を飲むとコップを叩き割り、愛を誓う。恋人たちが抱き合ううちに、幕となる。
 アラベラ(ソプラノ)
本作の主人公。没落貴族の娘ながら際立った美女でウィーン社交会の華。家のために金持ちとの結婚を決意している現実家だが、理想の男性を夢みる少女のような一面もある。
この役は「ばらの騎士」のマルシャリンとともに、ドイツオペラのリリック・ソプラノのための最も理想的な役柄の一つとされる。それゆえドイツオペラを歌う歴代のプリマドンナたちの多くがレパートリーとして取り上げてきた。特に代表的なアラベラ歌手は戦前ではロッテ・レーマン、マリア・チェボターリ、戦後ではリーザ・デラ・カーザ、ルチア・ポップ、キリ・テ・カナワらである。現在はルネ・フレミングが評価を高めている。
ズデンカ(ソプラノ)
アラベラの妹だが男の身なりをしている。内向的な性格で密かにマッテオを愛している。少年に化ける設定ゆえにアラベラより若く華奢な体型の歌手が望ましい。
マンドリーカ(バリトン)
ハンガリーの大地主。妻を亡くして以来やもめで通す朴訥な男だが、アラベラの写真を見るや一目惚れしてしまい、はるばるウィーンまでやって来る。野性の男の逞しさと貴族の優雅さを兼ね備えた美声のバリトンが求められる。
マッテオ(テノール)
アラベラに熱を上げる生真面目な士官。ズデンカを男と信じて無二の親友と思っている。リリックテノールの持ち役。
フィアカーミリ(ソプラノ)
19世紀のウィーンの舞踏会で端唄を歌って喝采を浴びたエミリー・トレチェクという実在の歌手がモデル。出番は少ないながらコロラトゥーラ・ソプラノの諸役の中でも、とりわけ高度な超絶技巧が必要とされる難役である。
ヴァルトナー伯爵(バリトン)
アラベラの父。退役軍人で没落貴族ながら気位は高い。ギャンブル狂いのために破産寸前である。
アデライーデ(メゾソプラノ)
その妻のヴァルトナー伯爵夫人。怪しげな占いに熱中している。
エレメール伯爵(テノール)
アラベラの求婚者。端役ながら高音が要求されるために配役が難しい。
ドミニク伯爵(バリトン)
同じくアラベラの求婚者。
ラルモール伯爵(バス)
同じくアラベラの求婚者。
女占い師(ソプラノ)
伯爵夫人に占いであることないこと吹き込み、金を巻き上げようとする。

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