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[1/21] 田部京子「室内楽の夕べ」>ブラームス:ピアノ五重奏曲他

2010-01-23 | 国内オペラ・演奏会
            21日上野・文化会館・小ホールE-35・3,000円・妥当な額? 
 田部京子さん初めて聴きました、シューマン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 op.63
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番 ヘ長調「春」op.24・・・はピアノが主役?
厚い響き、硬質な、音量豊富の印象が・・時には一本調子に感じましたが、席の関係かなR側35で弦は打ち消された感も・・シューマンは陰湿な曲想も感じましたが、クララの誕生祝いに作曲とか・・
 春の、矢部さん、音響のせいかな?・・奏者の個性より音符に寄り添う感じ・・多分?田部さんとの共演も初かな?呼吸感が?
 休憩後、
 4名の奏者とピアノが此れは白眉ですね、島田、井野邉両氏が良い味でてます・・曲想も陰陽ある響きが生命力を強く感じさせ・・白眉です・・5名の氣が充満・・
 時には対話し、対峙しピアノとヴァイオリンとヴィオラと対話とか、音楽がどんどん天に昇るり広がり、また、心を追い詰めていく感じとか・・音楽の充実ぶりが・・シューマン夫妻と交友があったブラームスが・・時にはクララの助言を受け創作に霊感を得た様な・・
 初演は当初は2台のピアノ曲からクララが演奏したとか・・

<[1/21] 田部京子HP「室内楽の夕べ」>    
シューマン1810-56:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 op.63・1847年初演
ベートーヴェン1770-1827:ヴァイオリンソナタ第5番 ヘ長調「春」op.24・1801年
ブラームス1833-97:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34・1964年
出演 田部京子(Pf)
ヴァイオリン:矢部達哉経歴他
・島田真千子ブログ
ヴィオラ:井野邉大輔N響で チェロ:山本裕康HP

ピアノ三重奏曲第1番ニ短調作品63は1847年6月に妻クララの誕生日を祝って書かれた。ロマンティズムに満ちた作品で、確固とした構成力と緻密な展開法をもった感情の動きを表現している。
楽曲構成
第1楽章:精力と情熱をもって(Mit Energie und Leidenschaft)
第2楽章:生き生きと、しかし速すぎずに(Lebhaft, doch nicht zu rasch)
第3楽章:ゆっくりと、心からの感情をもって(Langsam, mit inniger Empfindung)
第4楽章:熱情をもって(Mit Feuer)
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 ヴァイオリンソナタ第5番ヘ長調Op.24は、1801年に書かれた。その、幸福感に満ちた明るい曲想から「スプリングソナタ(春)」という愛称で親しまれている、大変有名な曲である。元々、ベートーヴェンは前作のイ短調Op.23とセットで出版するつもりであったが、製本上の理由により、別々に出版された。

ベートーヴェン自身のヴァイオリン演奏は技術的に稚拙で自作のヴァイオリン部を公開で弾く機会はほとんどなかった。ヴァイオリンのイディオムにもピアノのそれに対するほど通じてはいなかったので、ソナタの旋律リズムはピアノのものが中心になっている。本作も第1楽章第1主題は同時代別作家のピアノ練習曲のものと類似しており、合奏の妙を得るには両奏者いずれも作品の経緯を理解する必要がある。
曲の構成
第1楽章 Allegro
ヘ長調、ソナタ形式。ピアノの伴奏に乗ってヴァイオリンで第1主題が歌われる。主題は10小節からなり、順次進行で下降したあと、跳躍を含む音型が3回繰り返されて盛り上がって終わるという、大変バランスの取れた、非常に美しい旋律である。その旋律がピアノで繰り返されたあと、推移となり第2主題が導かれるが、それは第1主題と対比して、和音連打によるものである。コデッタは連打による動機の模倣と、音階によるものからなる。展開部は第2主題が使用され、再現部は提示部と逆で、第1主題はピアノ→ヴァイオリンの順で奏される。
第2楽章 Adagio molto espressivo
変ロ長調、三部形式。分散和音の伴奏に乗って、美しい旋律がピアノ、ヴァイオリンの順で歌われる。推移部のあと、主題が再現する際、それは装飾的な変奏や、転調などで彩られる。
第3楽章 Scherzo,Allegro molto
ヘ長調、スケルツォ。音階が上がったり下がったりする主部と急速なトリオからなる、短い楽章。
第4楽章 Rondo,Allegro ma non troppo
ヘ長調、ロンド形式。A-B-A-C-A-B-A-コーダの構造を持つ。軽やかなAの主題は、同音が3回連打されることで印象付けられる。2部分からなり、ハ短調に陰るなど様々な要素を持つBと、3連符とシンコペーションのリズムを伴うニ短調のCを経て、Aの主題がニ長調で再現されると、さらに美しく変奏されて、喜びに満ちたまま曲は終わる。

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 五重奏曲ヘ短調作品34は、ヨハネス・ブラームスが1864年に作曲した作品。
当初は弦楽五重奏として着想され、ヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ2の楽器編成が考えられていた。この版は試演の際に評価を得られず、後に(ブラームスにはよくあることだが)破棄された。次いで、
 2台ピアノのためのソナタ(作品34b)として書き換えられ、ブラームス本人がカール・タウジヒとともに初演している。その後に周囲の助言を容れてピアノ五重奏曲として書き直し、これが最終決定稿となった。現在では、2台ピアノ版もよく演奏されている。
 両端楽章は和声法においていつもより冒険的であり、落ち着かない印象を醸し出す。このことは、終楽章の序奏において半音階で上行していく音型にとりわけ当てはまっている。
楽器編成
弦楽四重奏(第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)とピアノのために作曲されている。
楽曲構成 [
下記の4つの楽章からなる。

アレグロ・ノン・トロッポ Allegro non troppo
アンダンテ、ウン・ポコ・アダージョ Andante, un poco adagio
「スケルツォ」。アレグロ Scherzo: Allegro
「フィナーレ」。ポコ・ソステヌート~アレグロ・ノン・トロッポ~プレスト、ノン・トロッポ Finale: Poco sostenuto - Allegro non troppo - Presto, non troppo
(下の国際楽譜ライブラリープロジェクトの譜面などでは、第4楽章第96小節の第一ヴァイオリンはCis-Des-Fとなっているが、後でヴィオラに出る時のメロディーを見れば、これは明らかにCis-D-Fの間違いと思われる。多くの楽譜や解説書で間違いのまま掲載されているのが不思議)

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24日 仮面舞踏会   オペラ彩
指 揮 佐藤 正浩   演 出 直井研二
総合プロデューサー和田タカ子
美術 大沢佐智子 照明 坂本義美 龍前照明研究所 
舞台監督 望月康彦(有)加藤事務所 
衣裳 藤井百合子(株)東京衣裳 大道具 (有)イトウ舞台工房 
小道具 (有)加藤事務所 
ヘア・メイク 田中尚美 音響 齊藤順子 字幕 (株)アルゴン社
キャスト 23日(土)   24日(日) 
リッカルド 大野徹也   秋谷直之
レナート 谷 友博    須藤慎吾
アメーリア 下原千恵子  並河寿美
ウルリカ 巖淵真理    丸山奈津美
オスカル 鷲尾麻衣    吉原圭子
シルヴァーノ 党 主税   北川辰彦
サムエル 東原貞彦   増原英也
  トム 畠山 茂   須山智文
  判事 石川隆彦    大橋正明
合唱:オペラ彩合唱団
管弦楽:Orchestre“Les Champs-Lyrics”
(指揮者 佐藤正浩氏によって編成されたプロのオーケストラ)
合唱指揮・副指揮:苫米地英一 副指揮:辻 博之
演出助手:喜田健司 コレペティトール:平塚洋子 野眞由美 
今野菊子 星 和代
インスペクター:南 幸子
主催・制作:特定非営利活動法人オペラ彩  共催:(財)和光市文化振興公社

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2月   6日 7日カルメン会修道女の対話
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 NHK放映から・・大進さんがコンマスで演奏してます、コンマスに・・若干31歳で試用期間が2年とか・・・安永さんから樫本さんに・・?・・?・・
 ベルリンフィル・ジルベスター
樫本大進  ・
ヨーロッパでは音楽とともに新年を迎えようと、 各地でジルヴェスター(大晦日) コンサートが盛んに行われている。 中でも最も注目を集めるのが、ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサートである。
今回は中国出身の人気ピアニスト、ラン・ランを迎え、芸術監督サイモン・ラトルのもと、 ロシアの名曲がプログラミングされた。 世界中が注目するこの公演を、共同制作により収録・放送する。
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1. ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18   ( ラフマニノフ作曲 )
2. バレエ音楽「くるみ割り人形」 第2幕   ( チャイコフスキー作曲 )
ほ か
ピアノ : ラン・ラン
管弦楽 : ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指 揮 : サイモン・ラトル
[ 収録: 2009年12月31日, ベルリン・フィルハーモニー ]
清水直子
ベートーベンの故郷ボンで毎年夏に開催されている国際ベートーベン音楽祭。 2004年に始められたフェスティバルで、2009年で6回目を迎えた。 ライプチヒのバッハ音楽祭、ザルツブルク音楽祭と並び、ドイツ語圏で重要な音楽祭のひとつに数えられている。
2009年のこの音楽祭の目玉は、毎年音楽祭のレジデンス・オーケストラとして活動する ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団が4夜にわたって繰り広げる、 ベートーベンの交響曲連続演奏会である。 指揮は、ドイツ・カンマーフィルの芸術監督を務めるパーヴォ・ヤルヴィ。 N響定期公演もたびたび指揮し、NHK音楽祭2009にも登場するなど、日本でも高い人気を誇る。
今回は、ベートーベン交響曲連続演奏会から第3夜の公演を、共同制作により収録・放送する。
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1. 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 「田園」
2. 交響曲 第7番 イ長調 作品92
( 以上 ベートーベン作曲 )
管弦楽 : ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
指 揮 : パーヴォ・ヤルヴィ

[ 収録: 2009年9月11日, ボン・ベートーベンホール

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