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14日 「トリスタンとイゾルデ」 指揮バレンボイム/ベルリン歌劇場

2007-10-15 | ・メータ ・ゲルギエフ ・飯守

 NHKホールは,昨年のNHK音楽祭以来ですね、先ずオケピットを見に,深い,大げさに言うと2Mはある、深い位置からの演奏で・・音に、一抹の不安でしたが・・
3階,補助席から指揮棒が時々見える・・1階の方々はオケ,指揮振りが見えないかな?
 
 序曲が始まり、弦の豊かな響きと,木管の優美な味がある響きに,愛と死の世界へ,
一瞬に惹きこまれます・・

 二幕が白眉ですね、全てが共振し合い、二重唱とオケの響きが美しい・・愛と死 闇と明 生と死の世界へ・・その世界は、あたかも,表裏一体の世界でもあり・・眼には観えない世界と、目は己の顔を見ることが出来ない様に,身体の表は見ることが出来ても、背中は見ることが出来ない様に・・
 トリスタンはイゾルデの背を観 イゾルデはトリスタンの背を観る様な・・目には観えない世界へ と その世界は,闇であり・・ 
 死 と 愛 死と死 愛と愛 生と死 その闇のその先の闇には 光り輝く 愛と愛 
トリスタン と イゾルデ
 全てが共振しあい,謳いあげ,現在最高の総合芸術へ・・
ワ-グナー、バレンボイム、歌手、ベルリン歌劇場に、今の出会いに、ブラヴィー・ブラヴォー

 NBSエコ券発売・eプラスの抽選で当り,超安く聞け感謝,感謝ですね。
日本公演も後一度17日ですね、聞き逃すな、仕事の方は、午後から早退しても・・
オークでまだ,出品もある様ですね・・

ワーグナー 「トリスタンとイゾルデ」
指揮:ダニエル・バレンボイム  ベルリン歌劇場
10月14日(日)3:00p.m. NHKホール    ホ-17・1万円超安い
10月17日(水)3:00p.m. NHKホール 3F/L13・21-25
                        26,000円
【 指 揮 】  ダニエル・バレンボイム
【 演 出 】 ハリー・クプファー

トリスタン : クリスティアン・フランツ
イゾルデ : ワルトラウト・マイヤー
マルケ王 : ルネ・パペ
クルヴェナル : ロマン・トレケル
ブランゲーネ : ミシェル・デ・ヤング
メロート:ライナー・ゴールドベルク
牧人 (テノール) :フロリアン・ホフマン
舵手 (バス) :アルットゥ・カターヤ
若い水夫の声 (テノール):パヴォル・プレスリク

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トリスタンとイゾルデ (楽劇)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カテゴリ
『トリスタンとイゾルデ』(Tristan und Isolde)は、リヒャルト・ワーグナー(ヴァーグナー)の3幕の舞台音楽であり、1857年から1859年にかけて作曲された。一般に楽劇とされているが、本来はワーグナー唯一の無銘の作品である。ワーグナーは、この作品の主要な部分について ゴットフリート・フォン・シュトラスブルク(Gottfried von Strassburg)の騎士道本から引いており、また、音楽的な部分ではあらゆる音楽の頂点に達したといえる。なかでも前奏曲の冒頭に現れる調性の曖昧な和音はトリスタン和音と呼ばれ、従来の機能和声の枠を超えた大胆なものである。前奏曲と最後のイゾルデの「愛の死」はワーグナーが全曲の初演に先立って演奏会形式で発表したことにちなみ、現在でも演奏会でよく演奏される。演奏時間は各幕約80分の計4時間。

目次 [非表示]
1 登場人物  2 楽器編成  3 あらすじ
3.1 前奏曲 3.2 第1幕 3.3 第2幕 3.4 第3幕
[編集] 登場人物
トリスタン(Tristan) (テノール)
マルケ王(Marke) (バス・バリトン)
イゾルデ(Isolde) (メゾ・ソプラノ)
クルヴェナル(Kurwenal) (バリトン)
メロート(Melot) (テノール)
ブランゲーネ(Brangane) (メゾ・ソプラノ)
牧人 (テノール) 舵手 (バス)  若い水夫の声 (テノール)

[編集] 楽器編成
フルート3(第3奏者はピッコロ持ち替え)、オーボエ2、コーラングレ、クラリネット2、バスクラリネット、ファゴット3、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、チューバ、ティンパニ、シンバル、トライアングル、ハープ、弦5部
     舞台上にトランペット3、トロンボーン3、コーラングレ、舞台裏にホルン6

[編集] あらすじ
舞台: 第1幕、船の上にて。第2幕、コーンウォール、マルケ王の城にて。第3幕、ブルターニュ、トリスタンの城にて。
[編集] 前奏曲
極めて画期的内容を持っている。チェロの斉奏で開始される。前奏曲は一応イ短調をとっているが、音楽学者ローレンツは、全曲はホ長調を基調としている、と断じている。この前奏曲の画期的な点は、イ短調のドッペルドミナント(五度上の五度の和音)で始まり、五度の和音に解決している点である。更にその後ハ長調に転じ、イ短調に戻っている。このような始まり方は前例がなく、また極めて調性が曖昧なため、無調音楽の先駆と言われている。これはトリスタン和音と呼ばれている。更にこの前奏曲で呈示されるいくつかの動機(特にワーグナーの編み出したライトモティーフである)(「憧れの動機」や「宿命の動機」など)は、全曲に非常に大きな意味を持っている。
第1幕
トリスタン と イゾルデ
ワーグナー