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悟り とは

2006-11-10 | 無能唱元・唯心円成会
悟り とは
 色物質の世界に戻ります。言い換えれば、自我意識を取り戻すわけです。そして、希望や理想を目指し、自己の創造的能力を縦横に振るってゆくのです。
 ここで、誤解してほしくないことが一つあります。
それは、自我意識が退場し、心が静寂と平和に満ち「空界」にある時、その時をもって、「真我」の心境を体験した、ということではない、ことです。
 確かに、この時の心境は、あらゆる喧騒から遠ざかった静けさの中に、落ち着いている、言うなれば、「仏心」の境涯にあるものでしょうが、それにしても、それは、「真実在としての我」ではないのです。なぜなら、それは、自分自身の主人公でなけらばならないからです。

「色界」と「空界」の両方を、あたかも大空の高みから見下りすように、眺めている意識があるのです。それこそ、本来の自分であり、臨済禅師の言った「一無位の真人」であります。そして、その本体は「般若そのもの」でもあるのです。

 すなわち、それは、「色空の両界」に、いまだ汚染されることのない「般若」そのものであり、同時に、貴方自身の「真我」なのであります。

 要するに、般若は貴方を、この世に作り出し、そして、般若はそのまま貴方自身になってしまった、ということです。
 そして、現在も、貴方の心臓を動かし、肺に呼吸させ、貴方の生体を生かしめ、維持させているのです。
 すなわち、貴方の真我とは、貴方自身の生命体の支配者なのであります。

と同時に、それは貴方の意識活動の支配者でもある訳です。なぜなら、意識も生体活動の一部だかです。
 大空の高みから、真我は「色界」と「空界」の両方を見下ろします。そして、そのどちらかの界にある貴方の意識の在り方を、じっと観察するのです。

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我の心・・意識・・と・・肉体と意識・・目に観えるもの・・観えないもの

あたかも、違った自分 と 自分と思っている・・意識
意識出来ない自分と・・意識出来る自分を・・

 良く六感で観よとか・・