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魂 と 体 Ⅱ

2006-11-14 | 無能唱元・唯心円成会
それはまるでペット・魂 か何かのように、首輪と手綱を付けて、手元にしっかり据えつけておかなければいけない、といったそんな感覚なのです・

 しかし、これも考えてみれば無理からぬことかもしれません。あるがまに、私が私を直視してみれば、私の体は老化が始まっているのです。口の中の歯は、もう五本も私の体から、おさらばして行きました。血気盛んだった・・若きころと比べれば・・青年時代の生命エネルギーは、やはり体を出て行ってしまったことを意味しております。
 ですからペット・魂・(生命力の根源です) がなんとなくフワフワして、浮氣っぽくなっているのも何となく解ろうというものです。

 ところがです、こうなってみるとつまり、魂に手綱をつけて、手元に引き据えておかなければならなくなると、この魂 の素晴らしさが初めて解るのです。
こんな可愛いペット・魂 を、あまり大切にしていなかった自分が、多いに反省されてくるのです。
 それと同時に、今までそれほど重視もしなかった人生の楽しい瞬間が、とてもクリアに感じとれるようになってくるのです。夏の朝の涼しい風。初夏の新緑の並木道、予期していなかったお金が突然手に入った時
「ああ、人生って、なんて楽しく、面白いことが一杯あるのか」
 こういう素晴らしい気付きが得られたのも「魂のゆらぎ」を感じ始めたかれです。思いがここに至った時、私はこれからの人生を一層、自分の魂と体に氣をつけて、楽しい人生を創造してゆかねばと決意した次第です。

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天風は、身と心を、統一しなければ成らないと云いますね・・心身一如 と

病をして・・健康の有り難さを知り・・
心・魂 が 体を覆って・・包みこみ・・魂・心が身を統御する・・と

魂 と 体

2006-11-14 | 無能唱元・唯心円成会
魂と体
 私は食中毒にかかり、生まれ初めて、病院というものに入院しました。一週間病院のベットに横たわっていたのですが、この初体験は、私にさまざまな感慨や教訓を与えてくれることになりました。
 この時、いろいろな検査をしたのですが、少し血糖値と血圧がが高いから、氣をつけなければいけない、との検診結果が与えられました。まあ今まで好きな勝手で放埒な生活をしてきた報いが出て来たのでしょう。
「こりゃちょっと不味い」と、私はこの事実を厳粛に受けとめ 生活の在り方を少々改善の手を加えることにしました。食生活を野菜中心にし、体重を減らすことにしました。酒を減らし、運動を増やしました。
 ところで、この頃より、私はそれまでに感じたことのなかった奇妙な体の感覚を覚えることになったのです。それは、どんな感覚かという、自分の魂が何となく軽くなって、フワフワと浮遊しそうな感じなのです。それまでの私の人生は、魂と体はガッチリと重なり合って、全くの一体であり、それが本来二分化しているものだなととは感じたこともなかったのですが、それが妙に心もとなく、うっかり放っておくと、魂がフヮーと体を離れて、どこかえ行ってしまいそうな恐れをかすかに感ずるのです。
 それはまるでペット(魂)か何かのように、首輪と手綱を付けて、手元にしっかり据えつけておかなければいけない、といったそんな感覚なのです・・つづく