昨日、6月20日は国連が定める「世界難民の日」でした。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、
難民とは、政治的な迫害のほか、武力紛争や人権侵害などを逃れるために国境を越えて他国に庇護を求めた人々を指す。
また、紛争などによって住み慣れた家を追われたが、国内にとどまっているかあるいは国境を越えずに避難生活を送っている「国内避難民」も近年増加している。
とのことで、世界には、のべ3,584万人以上の難民がいます(2013年1月時点)。
2011年シリア内戦以来、シリアからの難民は現在約160万人で、年末までに345万人に達するとみられています。
キャンプの劣悪な環境、疲れきったような人々の表情、虚ろな眼差し・・・
そんな映像を見ていると、内戦のない国に生まれて本当に良かった、
平和憲法のある時代に生まれて本当に良かった、と思います。
ただ、今の日本にも避難民はいる。
15万人もいる。
この人々の存在を私たちは忘れがちになっている。
この人々がなぜ避難民になっているのか。
この人々が一日も早く安心して暮らせる場所と生活を取り戻せるようしなくては・・
それができなくて、何が先進国だろう?
先進国首脳サミットで、再び世界の中心に躍り出たと胸を張る前に、
国内の避難民の暮らしを何とかしてくださいと、安倍さんに言いたいよね~
強い日本を望んでいる人なんて、ほんのひと握りだと思う。
多くの人が望むのは、安心して暮らせる平和な日々。
戦争や内紛や圧政に怯えず、伝染病や大きな自然災害からも免れて、
そして、放射能や原発事故の心配もしなくていい・・そんな暮らしなんですよね~