夕方、TBSの報道特集で「最終処分場」についてやっていました。
福島県内の除染作業で発生する放射能汚染土の最終処分場をどうするかという問題で、
自分の都道府県内に受け入れても良いと答えた知事は一人もいませんでした。
http://www.tbs.co.jp/houtoku/plus/20130628_1_1.html
たぶん、そうでしょう。
「いいよ~、うちにもってらっしゃーい」という奇特な知事はいないでしょう。
東電の尻拭いを、何で我が県で引き受けなきゃいけないの?
そんな義務はないよ!と、誰もが思うでしょう。
でも、原発事故がおこらなくても、核廃棄物は出ます。
原発を動かす限り、溜まり続けます。
日本はまだ、その処分方法も、処分場も決まってないのに、
原発を再稼働させようとしています。
狂っているとしか思えません。
原発は、よく「トイレ無きマンション」と言われます。
核廃棄物の処分場もないのに原発を動かすってことは、トイレのない家に住むようなもんだってこと。
そんなこと、私はできません。
食べなきゃ生きていけないし、食べれば排泄物は出てくるのに、
それが処分できずに家にあふれてくる?
考えただけで吐き気がします。
再稼働賛成の人たちは、そういうことが平気なのでしょうか?
お風呂に入っても、お湯が流せなかったら、汚れた湯船に毎回浸かり続けるのでしょうか?
生ゴミが溢れても、捨てる場所も埋める庭もなくて、台所は生ゴミでいっぱい!
それでも平気なのでしょうか?
そうではありませんよね?
排水口がちゃんとあって、
ゴミ捨て場が近くにちゃんとあって、
トイレがちゃんと付いている家・・そういうところに住んでいるでしょう?
なのに、どうして原発だけは平気なの?
核のゴミ捨て場がなくても心配じゃないの?
電気を使うたびに高レベル放射能のゴミが溜まり続けている、どうしよう・・・
って気にならないの?
ほんとに不思議で不思議で・・・理解できません。