フレデリック・ワイズマン監督・製作・編集の'67年作品「チチカット・フォーリーズ」を川崎アートセンターで見ました。マサチューセッツ州ブリッジウォータ-にある精神異常犯罪者のための州立刑務所マサチューセッツ矯正院についてのドキュメンタリーフィルムです。
舞台で仮装して踊って歌う受刑者たち。全裸になり衣服などの持ち物検査を受ける受刑者たち。自分は健康なのにここに送り込まれ逆に病気になったと主張し医者と口論する受刑者。屋外休憩の時にトロンボーンを吹く男。食事を3日間取らなかったため、全裸で仰向けにされ鼻からチューブを突っ込まれて水やスープをチューブに流される受刑者と、その受刑者が死んだ後、瞼の裏に綿をつめられ保存所に入れられるシーンのカットバック。先程医者と口論していた受刑者が複数のスタッフと話し合い退場した後、その受刑者に精神安定剤を大量に投与しようと言い出すスタッフ。受刑者の誕生日パーティで私服の看護婦たちに祝福される受刑者たち。死体保存所から柩に移され埋葬される死体。再び冒頭の舞台のシーンでブリッジウォーターの矯正院を讃える歌を歌う受刑者たち。
全裸で独房に入れられ、成す術もなく足踏みをし続ける受刑者など、印象的なシーンが多くありましたが、どのようにして撮影されたのかは謎です。看守も受刑者も劇映画で見るイメージと寸分違わないことが興味深く思えました。精神異常犯罪者に興味がある方にとどまることなく、映画好きの方にはオススメです。
舞台で仮装して踊って歌う受刑者たち。全裸になり衣服などの持ち物検査を受ける受刑者たち。自分は健康なのにここに送り込まれ逆に病気になったと主張し医者と口論する受刑者。屋外休憩の時にトロンボーンを吹く男。食事を3日間取らなかったため、全裸で仰向けにされ鼻からチューブを突っ込まれて水やスープをチューブに流される受刑者と、その受刑者が死んだ後、瞼の裏に綿をつめられ保存所に入れられるシーンのカットバック。先程医者と口論していた受刑者が複数のスタッフと話し合い退場した後、その受刑者に精神安定剤を大量に投与しようと言い出すスタッフ。受刑者の誕生日パーティで私服の看護婦たちに祝福される受刑者たち。死体保存所から柩に移され埋葬される死体。再び冒頭の舞台のシーンでブリッジウォーターの矯正院を讃える歌を歌う受刑者たち。
全裸で独房に入れられ、成す術もなく足踏みをし続ける受刑者など、印象的なシーンが多くありましたが、どのようにして撮影されたのかは謎です。看守も受刑者も劇映画で見るイメージと寸分違わないことが興味深く思えました。精神異常犯罪者に興味がある方にとどまることなく、映画好きの方にはオススメです。