13日の朝日新聞の夕刊に小さい記事で「小林監督グランプリ」という見出しで、記事が載っていました。
記事を引用しますと「スイス南部ロカルノで1日から開かれていた第60回ロカルノ国際映画祭は11日、グランプリに当たる国際コンペティション部門の「金豹(ひょう)賞に小林政広監督(53)の「愛の予感」を選んだ。日本人のグランプリ受賞は70年の実相寺昭雄監督の「無常」以来。◇11月下旬から東京・ポレポレ東中野で公開予定」というものです。
ロカルノ映画祭を最初に知ったのは、蓮實重彦氏の紹介文でした。映画祭の間は映画一色に町が染められ、夜になると巨大な天幕に屋外で映画が上映されたりする、映画好きには堪えられない映画祭のようです。ヌーヴェル・ヴァーグの精神が生きていて、映画祭を運営する人々の映画を見る目は確かで、この映画祭によって、鈴木清順監督や加藤泰監督が世界に知られて行ったという実績をもった映画祭です。
そこでグランプリを取ったということは、カンヌや米アカデミーで賞を取るよりも、ずっと誇れるものです。不勉強ながら小林監督の名前を聞くのは今回が初めてでしたが、今後は機会があったら見てみたいと思っています。
また、ロカルノ映画祭について具体的に知りたいという方には、蓮實重彦氏の「映画巡礼」という本に4章をさいて報告が書かれていますので、ぜひお読みください。
記事を引用しますと「スイス南部ロカルノで1日から開かれていた第60回ロカルノ国際映画祭は11日、グランプリに当たる国際コンペティション部門の「金豹(ひょう)賞に小林政広監督(53)の「愛の予感」を選んだ。日本人のグランプリ受賞は70年の実相寺昭雄監督の「無常」以来。◇11月下旬から東京・ポレポレ東中野で公開予定」というものです。
ロカルノ映画祭を最初に知ったのは、蓮實重彦氏の紹介文でした。映画祭の間は映画一色に町が染められ、夜になると巨大な天幕に屋外で映画が上映されたりする、映画好きには堪えられない映画祭のようです。ヌーヴェル・ヴァーグの精神が生きていて、映画祭を運営する人々の映画を見る目は確かで、この映画祭によって、鈴木清順監督や加藤泰監督が世界に知られて行ったという実績をもった映画祭です。
そこでグランプリを取ったということは、カンヌや米アカデミーで賞を取るよりも、ずっと誇れるものです。不勉強ながら小林監督の名前を聞くのは今回が初めてでしたが、今後は機会があったら見てみたいと思っています。
また、ロカルノ映画祭について具体的に知りたいという方には、蓮實重彦氏の「映画巡礼」という本に4章をさいて報告が書かれていますので、ぜひお読みください。