動かざること現場のごとし(工事100日目)

2007-10-16 23:37:25 | 建築工事
記念すべき工事100日目!なのですが、今日は現場への業者の出入りはなかったようです。
2日ぶりの現場は、ほとんど動きがなかったわけですが、それでも施工レポをするのがしつこい僕なのです。

出ました

沈没アートランバーリフです。
養生が外されて、全貌を拝めるようになったので、うれしがって収納もオープンにしてパチリ。
相変わらず沈んでますなぁ。

強引にくりぬき

AVボードの高さでお伝えしているとおり、製品の後ろの板をコンセントのためにくりぬいてもらいました。
手前に見えるシルバーの板がCDラックなんですが、
これがうまいぐあいにコンセントと干渉しない程度にひっこんでくれます。
奥までいかれるとコンセントをどうやって差そうかと思案していたのですが、ラッキーでした。
恥ずかしながら結果オーライというやつです。

んんん?

とはいえ、喜んでばかりもいられません。
写真のコンセントは“天板のすぐ上につくようにしてくれ”と頼んでおいたので、
天板を低くした今では、すっかり雲の上の存在のようになってしまいました。
こりゃ使いにくそう。。。

ところで、先日塗装したダボレールの棚板を片付けたのですが、
そのときにとんでもないことをやってしまいました。

ゲゲゲッ

そうなんです。
棚板の角をクロスに当ててしまって、クロスがめくれてしまったんです。
何とひ弱いクロス、何と強すぎる棚板。。。
と、モノのせいにしてはいけません。
すべては僕の不注意です(涙)ヨヨヨ
大工さんにお願いして、棚板の角を丸く削ってもらおうかなぁ。

ついに登場

蓄熱式暖房機アルディのお目見えです。
予想はしていましたが、4Kはデカいですねぇ。
おおいに活躍してくれることを期待しています。

せいぞろい

キッチン横のリモコン集中へこませ壁のリモコン軍がやっと勢揃いです。
左上⇒エコキュートリモコン、右上⇒インターホン、左下⇒アルデ(24時間換気システム)リモコン、右下⇒照明。
この配置、中心ですべての機器の角をそろえるか、外周でそろえるか、悩んだ挙句に外周にそろえたのですが、
違和感ないですね。

洗面室

こちらは洗面室にあるミニ収納と納戸入り口です。
ミニ収納にはお約束のダボレールが見えますね。

ちょっとしたこだわり

実は、このミニ収納の間口天井はへこんでいます。
洗面室の収納はロールスクリーンで隠せれば十分と考えているため、
せめてロールスクリーンが収まる部分をすっきりさせようと幅100㎜程度をへこませたのです。
さりげなく心配りしているんですねぇ。

さて、明日はついに階段が施工されます。
階段が施工されるとmercy邸リビングは極端に狭くなります。
断言できます。
なので、広いうちにリビングダイニングの写真をごらんくだされ。

玄関側から

掃き出し窓から

はしごがかかっている場所に階段がかかります。
あぁ、イヤやなぁ。このままなら広くてうれしいのになぁ。
階段屋さん、セッショウやなぁ。

明日ももちろん現場へGOです。
恐いもの見たさというやつでしょうかね。
では。

にほんブログ村 住まいブログへ 見たくないけど見ずにはいられない僕に励ましのひと押し、お願いします。


フローリング塗料比較その3

2007-10-16 19:21:44 | こだわり
いよいよフローリングに色んな液体をこぼしてみましょう。
これまでの様子はその1その2から。

もうすぐモルモットのような扱いを受けるかわいそうなフローリング達

僕は性格悪なので、ゆっくりとフローリングをいたぶってあげますよ~。
さっそく慎重に、慎重に液体をスプーンですくって、こぼしていきます。

上から小川社、ユーロワックス、ユーロオイル、オスモ、リボス

左から醤油、野菜ジュース、牛乳、コーヒー、オリーブオイルの順でこぼしてみました。
牛乳は後で思いついたので、ハミ出し気味に少しだけです。

子ども達3人は実験の様子をキラキラした瞳で見つめながら“お茶こぼしたら?”と茶々を入れています。
1号の来年の夏休み自由研究は、同じことをすると段取りいいなとふと思ったりします。
でも、小学校2年生で無垢フローリング塗料比較は、無理あるかなぁ。

子どもたちも興味津々

と、どうでもいいようなことを考えていると。。。
あっ。小川社にこぼしたオリーブオイルがいきなり広がってる!

うぅむ・・・

おぉ。早くも塗料によって違いが出てきました。

この状態で24時間ほったらかしにします。

4時間経過

一番上の小川社のフローリングは、全体的に広がり気味ですね。
木目に沿った方向に広がりやすいようです。
その他の塗料に違いはありません。

24時間経過(ちょっと画像が悪くて失礼)

丸一日が経過しました。
フローリングを移動した際に、醤油やらが垂れてしまいました。
不器用な僕をお許しください。

パッと見て目立つのは、やはり小川社にこぼしたオリーブオイルですね。
完全にフローリングに浸透してしまいました。
特に横から見ると、フローリングの反対側まで浸透するかというくらいの勢いでした。

それから、全体に共通しているのですが、オリーブオイル以外の液体はなくなりました。
これは浸透してしまったのか、単純に乾いたのか、この時点では判断は難しいです。
フローリングにとっては過酷な実験です。

さて、こぼした数々の液体を拭き取ります。
乾いたタオルで・・・と思っていたのですが、とてもそれでは拭き取れません。
なので、必殺のおしりナップの登場です。
醤油なんかはガリガリするほど乾いていたので、結構な作業になりました。
苦労しながらも、何とか拭けました。早速検証です。

①塗りやすさと②塗装後の素材感についてはその2で終わっていますので、③防汚力の検証です。

③-①小川社(蜜蝋ワックス)
オイルはもちろん他のもはっきり跡が残っています
今回実験した塗料の中では、もっとも汚れに対する抵抗が弱い結果になりました。
オリーブオイルは完全にフローリングに浸透して、こすってもこすっても取れません。
キッチンにフローリングは敷かないとはいえ、子どもが食べるスナック菓子も結構な油を含んでいます。
そんなお菓子がぽろぽろとこぼされることを考えると。。。
さらにコーヒーも木目に入り込んでしまって、こすってもこすっても取れません。
醤油も明らかに染みになってしまっています。
おそらく、オリーブオイル以外はサンダーでこすれば取れるでしょう。
で、再塗装すれば問題なく元通りに戻ると思われますが、何かをこぼすたびにそんな作業ができるかどうか。。。

③-②ユーロ(蜜蝋ワックス)

蜜蝋成分が含まれているため、期待していたのですが、結果はイマイチでした。
シミは残らないのですが、液体を垂らしていた場所がどうしてもムラのように浮かび上がります。

③-③ユーロ(オイル)

オイル系塗料なので、防汚性はあまり期待していなかったのですが、上々の結果です。
意外にもユーロ蜜蝋ワックスよりも、後に残ったムラはわかりにくいものでした。

③-④オスモ(フローリングクリア)

オスモは一切の液体の跡を消し去ってくれるくらい防汚性が強いんじゃないかと期待していたんです。
でも、やはり薄く薄くですが、ムラができてしまいました。
ちょっと実験が過酷過ぎたかも知れませんね。

③-⑤リボス(メルドス)

一番、いい意味で期待を裏切ったのがこのリボスです。
針葉樹系の塗料、自然オイル濃度の強さから、防汚性はそんなに高くないだろうとタカを括っていました。
ところが、蓋を開けてみるとかなり強い防汚性を持っていることがわかりました。
オスモやユーロオイルと遜色ないくらいの結果です。

まとめると、防汚力の強い順で、オスモ→ユーロ(オイル)→リボス→ユーロ(ワックス)→小川社となりました。
ただし、1番から4番まではほとんど差はなく、この順位も敢えてつけたものです。

さて、これで終わりではありません。
拭き取ったフローリングカットサンプルに、再度、塗装を施します。

こちらが実験後の塗装直後です。
右から小川社、ユーロ(ワックス)、ユーロ(オイル)、オスモ、リボスです。
一番左に、お口直しのきれいなさくらをご用意しました。

こちらは、実験後の塗装から24時間の乾燥時間をおきました。

はっきり言って、小川社をのぞく塗料はほとんど過酷な実験をしたことがわからない程度になっています。
色々な角度から光を当てながら見てみると、少しのムラが残っている程度です。
ふぅ~。疲れました。
続きはまた明日。次回、最終回にてmercy邸に採用される塗料が決まります!
では。

にほんブログ村 住まいブログへ 5日間にわたる壮大な実験に、喝采のひと押しを!・・・押し付けすぎ?