要はインテリアとしての椅子が好きなんですね。
このため、mercy邸の玄関ホールには椅子を飾ります。
イームズのプライウッドエレファントが来るまでのつもりですが、
気に入ったらそのまま飾り続けることでしょう。
とすると象の行き場をまた考えなきゃなりません。
楽しい悩みはウェルカムですが。
いきなり話がそれてますが、その椅子好きの嫁さんのチョイスにより、飾るための椅子を購入しました。
これです。
マルニ木工がデザイナーと協働で手がけているブランド、というか商品シリーズのネクストマルニから販売されている
SANAA(サナー)チェアー(たぶんコレが正式名称)です。
僕らは勝手にラビットチェアーって呼んでます。
うさぎの耳に当たる部分は左右非対称で、デッサンで書いたようなデザイン。
世界中で活躍中の建築家ユニット妹島和世さんと西沢立衛さんによるデザインだそうです。
まったく知りませんでしたけど。
近くの家具屋に以前から並んでいたのですが、嫁さんは興味を示していませんでした。
僕個人的には趣味ではないのですが、嫁さんの趣味に合う椅子なのに、どうして話題に出ないのか不思議だったのです。
たまたま、隣の市にオープンした家具屋に行ったときにこの椅子もあって、そこで初めてこの椅子が気になったとか。
この家具屋、スペースが我が家のリビングほどくらいしかない小さな家具屋です。
嫁さんいわく“家具屋のような大きなスペースでは目立たなかったけど、小さなスペースでは映える椅子”なんだとか。
mercy邸の小さな玄関ホールにはピッタリ来るということですかね。
後ろから見てもかわいいのよねぇ
座り心地は、たいしたことないですね。
背もたれが割れているので、割れてる!って感覚がビンビン背中に伝わります。
設計者が見せるためにデザインしたのか、座るためにデザインしたのか、よくわからないのですが、
僕的には前者としか思えません。
色はブナ材にウレタン塗装を施したナチュラルカラーと、黒く塗装した“影”が出ています。
買ったのはナチュラルカラーです。
ナチュラルカラーの後ろに、その名のとおり影のように黒を置くとイキかもです。
うちにはそんな気持ちも財力もおまへん。
では。