最後の大工工事(工事98日目)

2007-10-14 20:13:40 | 建築工事
今日は日曜だったのですが、ウィッキーはやり残しがあったようで、最後の工事に来てくれていました。
僕は昨日から引き続き、サンドペーパーをかけに現場へ行きました。

サンドペーパーでのフローリング研磨も、何とか完了したわけですが、
これについては明日にでも。
最後の仕上がり状況をレポします。

まずはさくらフローリングの色々な表情をお楽しみください。

LDを玄関からの入り口から

日焼けしそうですね。

LDをキッチンから

う~ん。きれいですね。

玄関ホール

上がり框、上がり框、上がり框・・・
果たして大丈夫なのでしょうか。
あまりにも色が違いすぎます・・・あぁ心配。

LD

絶景です(笑)

アップでも

さくら(カバザクラ)は木目があまり強くありません。
色は白からピンク。時々赤ピンクのようなものもあります。

mercy邸はユニタイプのさくらフローリングです。
ユニタイプというのは長さ30ccmから50cmくらいの無垢フローリングを
縦方向につなぎあわせてあるものを言います。
これに対してソリッドタイプがあり、これは完全な一枚ものの板をフローリングにしています。
ウォルナットで計画していたときはソリッドタイプだったのですが、さくらではユニタイプです。
かわいい系のフローリングはユニタイプのほうが向いているかも知れません。
色々な木目が一枚のフローリングに存在するため、華やかな感じがします。

エコキュート

エコキュートも昨日、納品されました。
といっても、いまはただの段ボール箱です。

キッチン

パントリーとミニクローゼットもできあがりました。
内側の灰色に見える線は、ダボレールです。
このような小さな収納は、ドアをつけずにロールスクリーンとかで処理されることも多いですが、
キッチン部分はこだわって、わざわざドアを作ってもらいました。

納戸

納戸の隅っこにつくってもらった、作り付けの棚です。
ダボレールでは耐えられない重さの、ビールやお米を乗せる可能性があるため、
頑丈なやつをウィッキーが作ってくれました。

これは!

そうです。KAWAJUNのドアキャッチャーです。
ウィッキーが苦労しながらつけてくれました・・・が、いや~な予感がします。
それについてはまたの機会に。

キャッチ!

このようにドアを固定してくれるんですが・・・

明日、明後日と業者は現場に入らないようで、
水曜日に階段、木曜日にいよいよTOYOキッチンのお目見えです。
いよいよmercy邸の家作りもフィナーレを迎えようとしています!
では。

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やっぱり木のおもちゃが好き④

2007-10-14 09:57:59 | インテリア
今回のおもちゃは魚釣りです。

5年くらい前に無印良品で見つけました。
白木の釣り竿にヒモがついていて、ヒモの先にはマグネットを仕込んだ小さな白木がついています。
個々の魚の口にもマグネットがついていて、マグネット同士をくっつけて魚を釣る仕組みです。

魚は色々な色に塗装されていて、カラフルでかわいいです。
さらに、1から10までの数字が書かれてあって、ある意味知育玩具のカテゴリーに入るのかも知れません。
もちろん、mercy邸ではこれを知育玩具として使用したことはなく、
2号やジャリ男はこの釣り竿をブンブン振り回す凶器としてしか使いません。

釣り竿を振り回すと、めちゃくちゃ危ないです。
ヒモの先っぽはマグネットがついてあるだけあって、それなりの重さですから、
振り回す遠心力と相まって、強力な破壊力を生み出します。

これまで僕や嫁さんだけでなく姉弟同士、はたまた下手すると振り回す自分自身を含めて
幾度となくこの凶器の餌食になってきました。
一度、僕はこめかみをやられたことがあって、痛いの何の。。。

この凶器の危険さに、完全にキレた嫁さんは、下の子たち2人の手の届かないところに封印しています。
当然、魚は全部揃っていません。
こういう細かなモノで行方のわからないパーツはどこに行ってるんでしょうねぇ。
細かなモノばかりでなく、結構な大物まで行方不明になったりしますから。
モノが行方不明になるほど広い家には住んでいないのですが・・・。
皆さんもそんなことってないですか?
では。


フローリング塗料比較その2

2007-10-14 00:03:57 | こだわり
それでは、ここまででできる検証をいってみましょう。
これまでの過程はその1から。

①塗装の容易性
小川社の蜜蝋ワックスはCタイプで実験しているのですが、クリーム状(歯磨き粉より少し堅いくらい)であり、伸びが悪いです。
ハケで塗ることができないため、台所用スポンジを使って塗装しました。
サンプルは小さいので塗装は大変ではないですが、現場でフローリングすべてにこれを塗るのは修行の域に入るでしょう。
これに比べて、ユーロの蜜蝋ワックスはオイル成分が多いためだと思うのですが、ほぼ液状です。
ハケですいすいと塗ることができます。
他のオイル系塗料も、完全な液状なのでハケで簡単に塗ることができます。
特にリボスはスススッと木に浸透していくのが、目で見てもわかります。

あと、塗料自体の臭いについてです。
小川社の蜜蝋ワックスは素材そのままを使用されているため、蜜蝋独特の臭いがします。
何と言うか、ちょっと生臭いような臭い。
それが気になるかならないかは人それぞれだと思いますが、鈍感な僕は気になりませんでした。
オスモは『膜』を作る成分が多いからか、若干の工業臭(という表現は誤解を招くかなぁ)がありました。

②塗装後の触感、質感
これについては、塗料によって比較的差が出ました。
②-①小川社(蜜蝋ワックス)

さすがと言うべきでしょうか。半固形の塗料を塗ったとは思えないほどの浸透です。
触った感じ、一切のベタつきがなく、フローリング表面はサラサラです。
ツヤもほとんどありません。
断面
ワックスがフローリングの奥まで染み込んでいるのがよくわかります。
原料は国産蜜蝋とゴマ油のみで生産されているというのも、小さな子どもを持つ親としてはうれしいですね。

②-②ユーロ(蜜蝋ワックス)

小川社と同じ蜜蝋ワックスですが、48時間乾燥させても表面に若干のベタつきが残っています。
この上を子ども達が走り回ることを考えると、やはり滑ってしまうかも知れません。
まぁ、塗りすぎていると思われるのですが。。。
断面
フローリングへの浸透は、若干少なめです。

②-③ユーロ(オイル)

表面の触感はサラサラです。さすがオイル系塗料ですね。
とはいえ、小川社の蜜蝋ワックスほどさらさらではありません。
言葉で表現するのが難しいくらいの小さな差ですが、触ればすぐにわかります。
断面
オイル系塗料だけあって、ナカナカよく浸透しています。

②-④オスモ(フローリングクリア)

オイル系塗料です。表面にベタつきは残っていないのですが・・・完全に膜を作っています。
ウレタン塗装とまではいかないですが、それに近い触感で、ペタッという触り心地です。
この表現、おわかりいただけないでしょうねぇ。ボキャ貧(古!)ですみません。
防汚性は高そうですが、無垢フローリング独特の触感のよさが、半減してしまっている感覚です。
断面
あまり浸透しているとは言えないですね。

②-⑤リボス(メルドス)

表面の触感はサラサラです。ユーロオイルと同程度か少し勝る程度でしょうか。
小川社よりは若干、指にまとわりつく感じがあります。
気になったのが、乾燥すると他の塗料よりもフローリングに赤みが増したことです。
針葉樹用のオイルを塗ったせいなのかも知れません。
断面
かなり浸透しているようです。

その写真も、表面の写真だけでは素材感の違いははっきりわからないですね。
ただ、触った本人から言いますと、やはりそれぞれに特徴がありますね。

さて、これらをまとめてみると・・・
塗り易さ、という点では小川社の蜜蝋ワックスのみが劣っていて、その他の製品はほぼ同程度に塗りやすい。
ただし、塗りすぎると余分な油を拭き取る必要があります。
触り心地、に関しては小川社→リボス→ユーロオイル→オスモ→ユーロワックスの順です。

次回は、いよいよこれらサンプルに色んなものをこぼしての根性悪検証作業です。
サンプルフローリングの皆さん、がんばってください!
では。

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