”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

チャンピオン軒のぶたラーメンを食す

2012年04月14日 23時52分18秒 | 外食ラーメン
函館市本町1-44といえば、飲み屋街の真っ只中だが、
最近の景気の落ち込みで、閉店してる店も多い。
いわゆるスナック等が入る雑居ビルである「本町壱番街」が今回のターゲット
昼間は閑散としており・・・というか夜に飲み歩くことはとうの昔にやめたので今はわからない。



シャッターが降りている両脇をよそに、ラーメン店のちょっと変わったのれんがかかっていれば営業中だ。
昼日中にここらへんを訪れるのは何とも不思議な感じだが、ここに函館初の次郎系ラーメン店というふれこみの「チャンピオン軒」がある。

ここは、かつて「ふかだ」や「しょうゆ亭」があった場所である。
メニューは基本的には1種類。
デフォルトが690円である。
これには、チャーシューが1枚入り、もやし等の野菜にニンニクが盛られでてくるようだ。

チャーシューが3枚になるとぶたラーメン(890円)で、4月14日の昼食となった。
ちなみにチャーシューが5枚になるとぶたWらーめん(1090円)ということから、
チャーシュー1枚100円の計算になる。



写真は、通常のぶたらーめんだが、
野菜、ニンニクは無料で増すこともできるようだし、味も濃くできるようだ・・・・・

が、結構濃い味噌味であり、通常は濃くする必要はないであろう。
そもそも、次郎は醤油味であるとおもっていたのだが、醤油文化のない函館では厳しいとおもったのかも。

脂っこいのが特徴というが、ボクにはそれほどでもないと思えた。
チャーシューは、脂身が半分という感じの分厚いもので、ボクの好みだ。

スープがなみなみに入っているので、受け皿が付いてくる。
つまり器自体はそれほど大きくはないので、ビジュアル的には相当の量に感じるのであろう。

次に、麺は北海道熊さん製のストレートに近い太麺、この辺は好みがわかれるだろうが、
ボク的には全然OKである。

ただし、函館ラーメンと比べると量はかなり多い、つまり飲み屋街にありながら、どう考えても〆のラーメンにはできないような代物である。

好き嫌いがはっきりわかれるラーメンだが、時にはこのくらいのラーメンは食いたいと思うのが普通。
ボクの前客は女性であったから、決して恐れるものではないだろう。

今度はぶたWにしたい。

ところで、本町の飲み屋街の衰退は相当なものだ。
しかし、ボクの子どもの時分は、この辺はお屋敷町であった。
すぐ近くには、国立函館病院が建っていたし、市電通りには中央病院がある。
この辺は、いわゆる飲み屋街として栄華を目指すべきではなく、健全な文化街となるべきところを誤ったとしかいいようがないのがボクの感想。

はっきりいって中心街としての機能は諦めるべきと思う。