”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

統一地方選挙前半戦の結果は当然の帰結だ。

2011年04月10日 23時52分43秒 | 政治
2011年統一地方選挙における北海道知事選挙、北海道議会議員函館市区選挙の結果は当然の帰結だ。
自民・公明が支持する現職の高橋はるみ知事の実績が評価されたことはもとより、
民主・社民・国民新党が支持した木村某候補はあまりにも自意識過剰な点に共鳴を得られなかったことが
圧倒的な差となった。つまり、お呼びじゃなかったわけだ。
北海道議会議員選挙の函館市区は6議席を9人が争う展開になったが、終わってみれば、公明の新人・志賀谷隆と自民の現職の2人がいち早く当選確実を決めたのに対し、民主の現職の3人はややもたついたものの何とか当確にたどり着いた。
まったく、お呼びじゃなかったは、長期低落傾向の共産の新人、およそ当選とは無縁の無所属候補、そしてそれにも勝てなかったみんなの党の候補は無惨と言うしかない。
ある意味、函館の常識が保たれた点は良かった思う。

この調子で次の函館市議選も常識的な結果で終わることを願ってやまない。

道新記事「急増する生活保護受給者」について

2011年04月10日 07時49分07秒 | 生活保護
4月9日付北海道新聞夕刊の7面に「急増する生活保護受給者」と題された特集記事が組まれた。
執筆する編集委員は、本田良一氏である。
この本田氏は北海道新聞社社員でありながら、最近では中公新書の「ルポ生活保護」の筆者として、生活保護の世界ではちょっとした有名人だ。
氏は、昭和34年熊本県生まれ、昭和57年に京都大学経済学部を卒業、古河電工へ入社し北海道庁の勤務を経て、昭和60年に北海道新聞社に入社した。
社会福祉、日露関係、漁業問題など幅広い著作をもつ人で、前任地は北海道で保護率第1位の釧路支局、本年3月に函館支局に赴任した。

前出の「ルポ生活保護」は、釧路市の実態とその先進的な取り組みを紹介、後押ししてきた。
それゆえ、同氏にとって、北海道第3の都市が、全国の政令指定都市・中核市で保護率ワースト2位という実態をどう分析していくのか楽しみである。(中核市では、函館市は保護率全国ワースト1である)

さて、今回の記事の中では、全国ワースト1の保護率を誇る大阪市、なかずく西成区、さらにあいりん地区での実態を紹介している。
実は、函館は、札幌や旭川と違って、関東的ではなく、関西的な一面を持つ。
それは体面だけを気にする東京を馬鹿にし、ええかっこしぃを嫌う関西魂だ。
名より実を重んずる風潮が強い。つまり、何が正しいかではなく、何が得かという判断基準が前面に出るのである。

特に、旧市街(行政区域で言うと市役所本庁管轄区域)では、保護率は60パーミルを超えており、道内第1の保護率である釧路を超えている。
保護者の絶対数が釧路より多い当函館市は、ある意味生活保護の町なのである。

消費産業が主体の函館市は、ある意味、貧困ビジネスもさかん、部屋を貸すなら生保受給者にという家主も多い。
もう10年以上前から「福祉関係の引っ越し承ります。」と電話帳に広告を載せる山○運送が有名。
医療機関だって、どうしてこの病院経営が続くのかといったところがあるのも、全患者に占める受給者の割合が多いはずだからである。(医者の待合にいれば、医療費を払わない患者が多いことにきがつくであろう。)

平成12年度からは、介護保険法が導入されたが、この世界でも函館市では受給者の囲いこみが進捗しているという。
記事の主張は、あいりん地区を例に、日本の行き着く姿を主張しているが、函館市はすでにその基礎は整っているといってよい。

保護率の高さについては、現在当ブログで順を追って説明しており、今後詳細(筆者が勝手に思うことだが)を述べていきたいと思うが、予告の意味で簡単に述べると、
①高齢化が急激、
②扶養される側が扶養されることを申し訳ないと思う風潮、
③サービス業が主体だったため、国民年金はおろか無年金者が多い。
④同様の理由で平均賃金が少ない。
⑤保護を受けることにためらいなど存在しない。
⑥どうすれば、保護受給にこぎつけるか官民を問わず支援体制がある。
といったところか。

さらに東日本大震災の影響で、当市への被災者の急増、現在観光産業の地盤沈下で保護者はさらにうなぎ上りになる。
今月24日に投票を迎える市長や市議の選挙で、保護の適正化に言及する候補はまずあり得ないだろう。
そんなことをすれば落選を覚悟しなければならない。

日本でいち早く開国し、先進を誇った函館は、衰退でも先進地になろうとしている。そしてその流れを誰も止めることはできないであろう。
どんな時代でも、困窮者を援助しようという動きは、大切であり失われはしないだろうが、
逆にどんな時代になっても、困窮者はなくならないと解すべきである。
そしてその受け皿が函館なら、それもよしとすべきである。
保護率を下げようということを夢にも思ってはいけない、滅びるものは自然に滅びるのだ。

最後に、「急増する」ではなく、「激増する」といった方が実態にあっているのではなかろうか。
それが、アナウンス効果になり、わたしも・ボクもという状況が今日も色濃くなる。

ラーメンの旨い店は・・・カレーも・・・星龍軒

2011年04月10日 00時19分54秒 | 外食チャーハン・カレー・丼物
函館塩ラーメンの代表店「星龍軒」,もちろん一番人気は,「塩ラーメン」であり,一見の観光客などは必ず注文する。
そんななかで,あえて塩ラーメン以外のものを注文することに密かな自慢を感じるのが,ひねくれた性格の私である。
もちろん,その自慢が控えめなときは,醤油ラーメンや焼きそばで終わるのだが,4月8日昼に食べたのは,時に無性に食べたくなる同店のカツカレーである。


カツが特段厚いわけでもないし,カレーも香辛料のきついタイプでもない。
ラーメンのスープのテイストが感じられるそのルウは,比較的温厚な味であり,好きな味である。
市内在住の人には,同店では「塩ラーメン以外のもの」を注文すべきだと訳のわからない主張をしたい。