”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

訪れる度に味の違う「汪さん」の焼きそば

2011年01月13日 21時20分36秒 | 外食そば・やきそば
ラーメンばかり続いていることに体の心配をしてくれた友人の忠告に従い、
今日はラーメンではなく、焼きそばを実食した。(余計悪いか・・・・)
全国的には、焼きそばというとソース焼きそばのことを指すのが普通だと思うが
函館では、この定義が実に曖昧模糊、複雑なのである。
もちろん、ソース焼きそばもあるのだが、
あんかけやきそば系、油揚麺系など種々雑多
函館では、やわらかいやきそば、かたいやきそばなどといった種類わけもある。
つまり、特に中華系の店では、その店によって名前も種類もてんでバラバラなのが、函館の実態。
さて、かけチャーハンという看板メニューのある老舗「汪さん」の焼きそは、このかけチャーハンに次ぐ人気メニューだ。
大きく分けると「炒め系」に分類される柔らかい焼きそばで、どちらかというと塩味系であるが、やや脂っこいのが特色。
そして、最大の特徴は、訪れる度に具材も味も微妙に違うという、いい意味での「いい加減」な代物である。

同店には、五目焼きそば(いわゆるあんかけ焼きそば)やかたい焼きそば(通称バリバリ)もあるので注意が必要。
ところで、この店、名物ばあちゃんが生きていたときからそうなのだが、常連が注文するものは店側が決めてしまうことでも有名。
実際は、私が焼きそばを選んだのではなく、テーブルに着席する前に、「焼きそばだねっ!」と勢いよくいわれ、
そのまま思わず「はい」と答えてしまった次第。
かけチャーハンもよいが、焼きそばも捨てがたい魅力の逸品である。(ただし、好き嫌いはあろう)