自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

名古屋のショップ

2013年12月23日 22時48分47秒 | Shop
新幹線、名古屋で途中下車し、どうしても行ってみたかった「ニコー製作所(ワキタ商工)」さんを訪ねました。



実に40年ぶりの訪問。
最初にフレームを購入したのが、この「ニコー」さんでした。
当時、名古屋の「ニコー」さんと京都の「イワイ」さんが「サイクルスポーツ」紙に共同で広告を出していました。
お正月セールの広告「ハイテン ランドナーフレーム 12,000円」に興奮し、お年玉で購入しました。
自転車に興味を持ち始めた中学生には、クロモリや3本クロモリも高くて買えず、お小遣いの範囲でフレーム購入を実現させてくれたのがこの店でした。



ブランド名は「Newdays」というもので、赤いフレームにフロントフォークは半分メッキ。
もちろんプレスエンドでBBにはコッタードのBBシャフトが付いていました。


(今も残っているのは、ヘッドバッジだけです)

このフレーには、比較的安い鉄製パーツを組み込み中学時代に愛用しました。高校でロードを購入してからは通学用に転用し、役目を終えてからも長く倉庫で保管していました。

私にとって、「ニコー」さんは自転車の原点のようなお店です。
ところが、40年ぶりに伺ってみて、以前のお店の記憶は全く思い出せませんでした。
店内はロード系のパーツ・フレーム・完成車が盛りだくさんです。
天井から吊るされていた カンパ Cレコ フルセットで組まれた 赤のCinelli Super Corsaなどは、気になるバイクです。
別棟には、ミニベロ完成車も展示されており在庫数はかなりのものです。

40年の時間を埋めるものは残っていませんでした。それもそのはず、ショップのスタッフでさえ生まれていなかった前のことですから。

続いて訪れたのが、「カトーサイクル」




カトーサイクルと言えば、有名なのがオールドパーツフロア(通称「おやじさんの部屋」)。
とにかくその物量に圧倒されます。
私も少なからずパーツを保有していますが、このお店に来ると「何の意味も無い」と落胆します。
自分で集めることなどたかがしれていると。

時間も限られていたのでざっと店内を見て回り見つけてのが、これ↓です。



フロアポンプの握りの部分。
恐らくシリカ用です。
おじさんに「いくらですか?」と尋ねると、「うーん」と少し間があり「450円でいい?」
私、「いいですよ」

半日ぐらい、いたいお店です。
コメント
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