自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

DeRosa Titanio (デローサ チタニオ)その2

2013年07月15日 18時58分04秒 | 完成車
私が最初に知ったチタンフレームは、「Teledyne(テレダイン)」。



1970年代の半ばだったと記憶しています。
それ以前にもチタン製フレームは存在していたようですが、知り得ませんでした。
「Teledyne」は、各パイプの外径が通常よりも太くボテッとした感じで、スチールよりも軽量なのに、外見は軽そうに見えないものでした。
(今では、カーボンやアルミの太いパイプがスタンダードになり、スチールフレームが「細い」と言われています。)
塗装はされておらずチタン素地のまま。非常に高価なフレームでした。

その後、チタン製フレームは数社の工房・メーカーで製造されていましたが、アルミやカーボンといった比較的生産効率の高い素材の爆発的普及の陰に隠れ、多くは供給されませんでした。
素材そのものが高価で、しかも制作にも手間が掛かることでどれもで高価であったことが原因かもしれません。

DeRosa では、1994年にE・ベルツインがジロで使用し優勝しています。
当時の雑誌記事でベルツインは、「その乗り心地を非常に気に入っている」と書かれていました。

DeRosa は、1990年の終わり頃から本格的に「Titanio(チタニオ)」としてラインアップし、毎年マイナーチェンジしながら製作を続けています。

コメント (1)
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