**広尾TC 2023/2024年2歳募集馬/現在出資可能な馬**(残口は5/22時点)
これまで注目馬としてディメンシオン’22、エンパイアブルー’22、レトロクラシック’22、ステラリード’22を挙げてきましたが、忘れちゃいけないとても重要な馬が一頭抜けてしまいました。
それは何を隠そうハイアーラヴのラストクロップ、ハイアーラヴ’22です。。と書くと、また懲りもせずに『いつものハイアーラヴ推しか?』と思われるかもしれません。でも、今回のハイアーラヴ仔はキンカメ系レイデオロとの配合なので、散々気性難に泣かされてきた(今もボンドオブラヴに若干泣かされていますが(^^;))これまでの産駒とひと味違っている可能性がありますし、将来、優秀な後継繁殖牝馬になり得る馬じゃないかと思います。
ちなみに日本でのハイアーラヴ産駒の父を確認していくと、キングズベスト(ルックオブラヴ)、ステイゴールド(クレッシェンドラヴ)、ハーツクライ(キングオブハーツ)、オルフェーヴル(パーフェクトラヴ)、ジャスタウェイ(ラヴマイウェイ)、キズナ(ボンドオブラヴ)となっていて、実はKingmambo系キングズベスト以外は全てがサンデー系なんですよね。
その意味では、最後の最後にようやくキンカメ系レイデオロとの産駒が募集されたことで、ひょっとしたら、今まで果たせなかったクレッシェンドラヴ超えの夢にチャレンジできるのではと…。いや、同世代の繁殖として、ともに広尾TCを支えてきたミスペンバリーだって、ディープインパクトを筆頭とするサンデー系種牡馬からキンカメ系ロードカナロアに父を替え、結果としてガツンとパンサラッサを出せたわけですし(^^ゞ
とにかく本馬は、血統的にはディメンシオン’22、エンパイアブルー’22、レトロクラシック’22、ステラリード’22に遜色ないレベルにあると思います。唯一条件が違うとすれば、前車頭はいずれもかつての出資馬の仔であること。。でも、ハイアーラヴは(ウェルシュステラやミスペンバリーと同様に)もはや戦友と言って良い存在なんですよねぇ…。
ハイアーラヴ’22
良家のお坊っちゃまを婿殿に迎えて!
素敵なお姫様!!!
元気に、木村さんところに戻って来て欲しいなぁ(^.^)
それまで、一口、やってられるかなぁ(^^;
ラヴママもそうみたいですね。
競馬で頑張ってもらうのはもちろん、いろいろと受け継いでいって欲しいっす。
そして、それまでひと口をやっていられるかどうかは…
気合次第じゃないでしょうか(^^ゞ
もともとキンカメに合いそうな牝馬をそろえていたのに違うところに行っていたような気がします。
この仔もこの世代でおなじみのNureyev≒Sadler's Wells。母父Sadler's Wellsを強調した配合ということで、少し前の瞬発系全盛時代ではキレ負けする印象もありましたが、今の時代は文句なくプラスに働くものと思います。
またサンデーを持たなくて母系は名牝系なので繁殖価値は高そう。しっかり活躍して将来牧場で貢献してほしいですね♪
今回の募集馬たちには生産サイドの強い意志を感じます。
最初から、いや、数年前からでもやっておけばよかったのに…(^^;)
ディープインパクトがいなくなり、ここに来て、NureyevやSadler's Wellsの元々のレベルの高さが活きる時代になってきました。
広尾TCの真の覚醒はこれからかもしれません!(๑¯﹀¯๑)ニンマリ