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万引きとモンスターペアレント 教育の基本とは?

2009-09-27 07:22:16 | その他
MSN産経ニュース 『「店が悪い!」 万引現場に“モンスターペアレント”』
----ここから引用(抜粋)----------------------------
「なぜ捕まえた」「通報されて子供がショックを受けている」。少年による万引が全国的に増加する中、子供の万引を通報された保護者が、逆に小売店に理不尽なクレームをつけるケースが相次いでいる。

NPO法人「全国万引犯罪防止機構」の福井昂(こう)事務局長は、「こういった親は『万引はちょっとした出来心でやってしまうもの』という程度の認識しかないから、子供にもきちんと指導ができない。実際には、万引を入り口に、ほかの犯罪に走るケースも多い」と警告する。

警視庁が万引で摘発した少年428人を対象に行った意識調査では、26.8%が動機を「ゲーム感覚」と回答。摘発されたことについては、24.5%が「運が悪かった」と答えるなど、罪悪感の希薄さが浮き彫りになった。

同庁幹部は「少年だけでなく、保護者を含めたすべての世代に『万引は犯罪』という認識を持ってもらうことで、ほかの犯罪抑止につなげたい」としている。
----ここまで引用(抜粋)----------------------------


こういう問題を大本から考えると、やはり教育の問題に辿り着くのだと思っています。
例えば、自分の子供に“人様のものに手を出すのは悪いことだ”と教えるのと“心にトラウマを植えつけない”のはどちらが大切かを聞かれたら、何と答えますか?

当たり前ですが、日本においては、子供が多少ショックを受けようが、心にトラウマが残ろうが、とにかく、“人様のものに手を出すのは悪いことだ”と教えなければいけません、問答無用です。そうしないと、その子供は、将来普通の生活ができない可能性が高くなります。(他国の事情は知りませんが、いわゆる文明国は大体そうに違いありません。)


もしかすると、最近の子供たちは、“何かを問答無用で叩き込まれる”、という最も基本的な教育のスタイルを、(一部の人しか経験しない)受験勉強でしか味わえないのかもしれません。本当は、日本人としての基本を身につけるためにこそ、そういう教育を受けられるのが当然だと思うのですが、最近はいろいろと難しいようです。

そういえば、子供の頃に教えるべき日本人としての基本を“徳”としてまとめたものがあるので紹介しておきます。(こういうことを繰り返し教えることが教育です。極論すれば、ほかの“教科”はどうでもいいのです。)

『12の徳』
①孝行:子は親に孝養を尽くすこと。
②友愛:兄弟姉妹は仲良くすること。
③夫婦の和:夫婦はいつも仲睦まじくすること。
④朋友の信:友達はお互い信じ合ってつき合うこと。
⑤謙遜:自らの言動を慎むこと。
⑥博愛:広くすべての人に愛の手をさしのべること。
⑦修学習業:勉学に励み職業を身につけること。
⑧智能啓発:知徳を養い才能を伸ばすこと。
⑨徳器成就:人格の向上につとめりこと。
⑩公益世務:広く世に中の人々や社会の為になる仕事に励むこと。
⑪遵法:法律や規則を守り社会の秩序に従うこと。
⑫義勇:正しい勇気をもってお国の為に真心をつくすこと。


みんながこういうことを“当たり前のこと”として認識していれば、もしかしたら万引き現場のモンスターペアレントも少なくなるかもしれませんね。
ちなみに、『12の徳』は、教育勅語に記されているものです。

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