ジョイナスファーム在厩のトゥジュールは、左前の内側に骨瘤が出たため、いったんペースダウン。24日朝よりハッキングキャンターを再開しています。
◇稲村場長のコメント 「右前に関しては若干の波はあるものの我慢が利いている状態。ところが今度は左前に骨瘤が出ましたので、獣医師に相談のうえ一週間ほど様子を見ました。圧痛反応はありますが歩様には見せておらず、冷やすことで固まってきましたので、今朝から再びハッキングキャンターへ。来週にかけてハロン23~25秒ペースのキャンター2800mまで上げていく予定です」
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右前の屈腱炎が判明したのが昨年の7月、気づけばもう10ヶ月が過ぎましたが、現時点でも状況はかなり厳しいまま。しかも、今度は左前の内側に骨瘤が出てしまったという…。
まさに踏んだり蹴ったりではありますが、右前の回復具合を考えればこの程度の話は誤差の範囲かもしれません。
まあ、この期に及んで愚痴を言っても始まりませんし、関係者の皆さんが『なんとか競走馬デビューができるように』と手を尽くしておられますので、引き続き奇跡を信じて見守りたいと思いますm(_ _)m
ジョイナスファーム在厩のトゥジュールは、現在は、おもに周回コースでハッキングキャンター2400mを乗られています。
◇稲村場長のコメント 「9日に調教師が来場して状態を確認。当日は涼しかったこともあり脚元は落ち着いていましたが、気温が高い日などは若干の張りが見受けられる状況です。馬自身に強い気持ちがありますし、軽く乗り始めただけでも馬体はしっかりしつつありますからね。今月下旬にかけては軽目から普通キャンターへ。これ以上脚元に反動が出ることなく、我慢が利いてほしいところです」
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相変わらず綱渡りの調整が続けられているようです。
本来は無理をさせたくないところながら、時期を考えれば多少のリスクは覚悟のうえで進まざるを得ないですから、(稲村場長が仰る通り)何とか脚元がもってくれること、このまま乗り越えてくれることを祈るのみです。
あとはアレですね、当たり前ではありますが、奥村先生に忘れられていなくて良かったです(^^ゞ
【ジョイナスファーム在厩のトゥジュール:公式HP(2024/5/9更新)より】
ジョイナスファーム在厩のトゥジュールは、現在は、おもに周回コースでハッキング1200mを乗られています。4月下旬の馬体重は475kgです。
◇稲村場長のコメント 「乗り出してから4週目。じわじわとペースを上げています。休養時に比べて朝晩は脚元に若干の張りが見られる状況にあり、騎乗した後はスッキリ。『一日のなかで患部が変動するのは、まだ固まりきっていない表れ』(獣医師)とも言えますので、引き続き調教、アイシングともに慎重に進めていきたいですね。馬自身に元気があり、毛づやも上向きです」
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じわじわペースを上げていく中で、「馬自身に元気があり毛づやも上向き」なのは何よりです。
ただし、獣医師からは『一日のなかで患部が変動するのは、まだ固まりきっていない表れ』と、競走馬デビューに向けた道のりの長さ、厳しさを改めて突きつけられてしまいました。
それでもこの時季までくると、ギリギリのラインを意識しながら少しずつでも動かしていかないといけないので。。まだ明るい見通しが持てる状況ではないものの、いずれこの苦労が報われると信じて見守りますm(_ _)m
ジョイナスファーム在厩のトゥジュールは、4日(木)より騎乗を開始しています。
◇稲村場長のコメント 「久々のぶん多少うるさいところを見せましたが、長く休んでいた割には意外としっかりしている印象も受けました。現在は600mのコースをダクで4周。来週いっぱいまではこのメニューで様子をうかがい、脚元などのリアクションを確認していく予定になっています」
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ついにと言いますか、ようやくと言いますか、トゥジュールが騎乗運動開始までたどり着きました。
正直、見切り発車な面はあるものの、これ以上待っても患部の状態に変化がある見込みもないですし、むしろ、今の状態で変化がないことがベストだと考えれば、動かしてみての反応を確かめていくしかないですからね。
その意味では、今は動きが良い悪いというよりも、その後のリアクション確認の方が重要でしょう。稲村場長以下、ジョイナスファームの皆さんも細心の注意を払いつつ進めて頂いていると思いますので、何とか乗り越えて欲しいですm(_ _)m
ジョイナスファーム在厩のトゥジュールは、現在は日に60分のウォーキングマシン運動を消化しています。
◇稲村場長のコメント 「運動時間を延ばした後も脚元に変わりはありません。少しでも体を動かし始めたことで、横から見た際のシルエットや普段の仕草に見る活気、毛づやの感じなど、代謝が良くなっているのが分かります。ウォーキングマシンに入ってそろそろ1ヶ月が経過しますからね。来週から軽く跨ってみる予定です」
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ウォーキングマシンを約一ヶ月継続し、脚元に変化がないことを確認したうえで乗り運動へ。
見切り発車であることに変わりはありませんが、少しずつでも進めていかないとマズいタイミングになっていますからね。患部の状態を見極めながらになるでしょうが、次回の近況でも『少しずつの前進』を確認したいところです。
久々に更新された写真を見ると、やはり、馬体の張りツヤは動いている馬と比ぶべくもありません。決して楽なハンデではないですが、いずれ追いつかないといけませんので、とにかく無事に、そして頑張れ!ですm(_ _)m
【ジョイナスファーム在厩のトゥジュール:公式HP(2024/3/29更新)より】
ジョイナスファーム在厩のトゥジュールは、2日にエコー検査をおこない、先週よりウォーキングマシン運動を開始しています。
◇稲村場長のコメント 「ごく一部に影のラインが僅かに残っていて損傷箇所が完全には塞がらないようですが、これ以上は良くも悪くも変化がありませんし、外見上は筋張って枯れており、熱感もありませんので、獣医師と相談のうえ、ウォーキングマシン運動を開始することになりました。まずは日に30分からスタート。来週からは60分に延ばしてみる予定となっています。気温が上がってきたこと、また運動を開始したことによって少しずつ毛づやが良くなり、馬に活気が出てきました」
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エコー検査の結果は「損傷箇所が完全には塞がていない」。ただし、「これ以上は良くも悪くも変化がない」ので、待つことをやめてウォーキングマシン運動を始めてみる…ということになったようです。
ただしウォーキングマシンのうちは良いとして、果たして乗り運動までいけるのか。。ただでさえ再発リスクがあるだけに、正直、不安しかない見切り発車になりました。でも、時期的なことを考えると今がギリギリなのも事実ですからねぇ…。
なかなか前向きな見通しが立たない状況ではありますが、運を天に任せて進んでいくしかなさそうですm(_ _)m
ジョイナスファーム在厩のトゥジュールは、2日にエコー検査をおこなう予定となっています。
◇稲村場長のコメント 「左右(前肢)を比べると太さが若干異なりますが、経緯を知らない人には分からない程度のごく僅かなもの。ポコッと飛び出たような腫れは治まっていますし、熱感もありませんので、“すでに枯れている”という表現がふさわしい状態になっています。2日の検査では、さらにひと月ほど待ったぶんの進展がほしいところです」
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近況の隔週金曜日更新を愚直に守って頂くのは良いのですが、どうせならエコー検査の結果が出てからの方が…。皆さんお忙しいでしょうから、そもそも3歳馬なんだから毎週更新にしてくださいよ!みたいなことは言いませんので、できるだけ臨機応変に対応頂けると嬉しいです。(2日の検査結果を教えて頂けるのが2週間後ってのも、アレですよねぇ…(^^;))
ということで、稲村場長は患部の状態について「“すでに枯れている”という表現がふさわしい」と仰っていますが、結局のところはエコー検査結果を踏まえた獣医師の見解次第ですからね。。今はただただ我慢あるのみ!!を継続しますm(_ _)m
ジョイナスファーム在厩のトゥジュールは、引き続き、日に2~3時間ほどのパドック放牧により管理されています。
◇稲村場長のコメント 「寒暖差などの心配はなく、体調そのものに問題はありませんが、放牧のみで飼葉をセーブしているぶん、さすがに筋肉が落ちて馬体を小さく見せる感じでしょうか。時季的に冬毛が出ていることもあって正直なところ見映えは良くないですね。『次回のエコー検査は2週間後あたり』(獣医師)。患部に腫れや熱感はありません」
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引き続き厳しいですねぇ… 患部に熱感や腫れがなく、体調に問題がないと言っても全く運動をしていませんからね。そりゃあ、「筋肉が落ちて馬体を小さく見せる」のも当然と言いますか(^^;)
次のエコー検査は2週間後とのことなので、次回近況で何らかの進展報告があることを祈りますm(_ _)m
今はただただ我慢あるのみ!!
ジョイナスファーム在厩のトゥジュールは、日に2~3時間ほどのパドック放牧による管理が続けられています。
◇稲村場長のコメント 「先週末にエコー検査をおこなったところ、まだ髪の毛1本ほどの影が残っており、『損傷部が完全には埋まり切っておらず、回復状況はやや遅め』と獣医師。『見切り発車は得策ではなく、もう3~4週間ほど動かさずに待ちたいというのが本音』とのことでした。先日来場した調教師も『ここまで我慢したのですから、慌てずに大事を取りたい』との見解。引き続き腫れや熱感はなく、外見上は日々安定していますが、もうしばらくは運動制限を続けていくことになりました」
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うーむ(´ヘ`;)、、そうですか…
今回のエコー検査の結果で、あと一ヶ月ほどは運動制限をした方が良いと判断されたのは仕方がないと思うのですが、それにしても、昨年7月に屈腱炎を発症してから半年以上が経過して未だにウォーキングマシンにすら入れないとは。。
全治の見通しとか、治ったとしていつ頃デビューできるのかとか、何も情報がない(見通しが立てられない)ので言い様がないわけですが、とにかく何らかの進展があるまで見守るしかなさそうですm(_ _)m
ジョイナスファーム在厩のトゥジュールは、今週も日に2~3時間ほどのサンシャインパドック放牧により管理されています。
◇稲村場長のコメント 「その後も患部に熱感や腫れはなく、太さも薄皮一枚程度のもの。見た目にはほとんど分からない状態になっていますし、感触は決して悪くありません。獣医師によれば、『来週末あたりにエコーで確認していきましょう』とのこと。今度こそウォーキングマシン入りにつなげていけるのではないかと思っています」
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このところ、この状況で本当に競走馬として活躍できる可能性あるの?、と思わせる近況報告が続いていましたが、今回はやや希望が持てる内容になりました。ただ、来週のエコー検査でどういう獣医師見解が出るかによっては今後の見通しが大きく変わるでしょうし、とても安心できる状況でないのは相変わらず…といったところでしょう。
もしも次回の検査でもGOサインが出ないようだと、またウォーキングマシン入りが1ヶ月延びることになりますし…と、あまり良くないことを考え過ぎてはイケマセンね。稲村場長も「今度こそウォーキングマシン入りにつなげていけるのでは」と仰っていますし、次回の検査後には大きな一歩、いや、小さくても重要な一歩が踏み出せることを期待したいですm(_ _)m