まてぃの徒然映画+雑記

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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(試写会) CAPTAIN AMERICA:THE FIRST AVENGER

2011-10-23 15:32:04 | その他の映画(あ~な行)

アメコミの世界を実写化したらこうなりました、みたいな何ともアメリカらしい映画でした。

第二次世界大戦下、ナチスドイツから逃れてアメリカにきたアースキン博士は、研究の成果として小柄で痩せぎすのスティーブ(クリス・エヴァンス)をムキムキの超人に変身させることに成功する。しかし、研究所にドイツのスパイが紛れ込んでいて博士は暗殺されてしまう。超人的な能力を発揮してスパイを追い詰めたスティーブは、その活躍で一躍ヒーローとなる。

しかし、一人きりの超人は集団行動を基本とする軍隊には馴染まないと考える上層部の命令で、スティーブ改めキャプテン・アメリカは、戦時国債の宣伝係として全米を回ることになる。このあたり、『父親たちの星条旗』で硫黄島に星条旗を掲げた4人と境遇が似ています。最近NHKスペシャルで『圓の戦争』という第二次大戦中の日本軍の戦費調達に関する興味深いドキュメンタリーをやっていましたが、戦争をするにはどの国でもまずはお金が必要です。

一方、敵方の組織ヒドラは北欧の伝説オーディンの秘宝を手に入れて、ヒトラーの配下からも独立し欧州各地に秘密基地を築いて世界征服を企んでいた。全米で有名になったキャプテン・アメリカは、イタリアの前線に慰問に行くが兵士たちからはチアガールの方が圧倒的な人気だった。親友であるバーンズ軍曹のいる107連隊がヒドラ軍の捕虜となっていると聞いたキャプテン・アメリカは、単身救出に向かう。

ヒドラ軍と対決して見事に捕虜を救出したキャプテン・アメリカは、ようやく前線の兵士たちからもヒーローとして迎えられ、107連隊の仲間とともにヒドラ軍の基地を次々に攻略していく。親友のバーンズ軍曹を途中で亡くすなど熾烈な戦いを経て、ついにアルプスの山腹にあるヒドラ軍の本拠地に向かう。。。

世界征服を企む悪の組織vsアメリカ、という大枠の図式もさることながら、星条旗をモチーフにした軍服や世界に一つしかない超合金の盾、人体実験に失敗して無気味な顔になった悪役、強く美しくヒーローの傍らにいるヒロイン、神秘の力でできた超兵器など、アメコミっぽいギミック満載で楽しめました。スカッと気分がよくなる映画です。エンドロールの後にヒーロー勢揃いの作品『アベンジャーズ』の予告編が流れたのは新しい宣伝手法なのかな。

公式サイトはこちら

10/7 有楽町よみうりホール
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