まてぃの徒然映画+雑記

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ジャッキー ファーストレディ最後の使命 JACKIE

2017-10-11 22:46:28 | その他の映画(あ~な行)

アメリカ合衆国第35代大統領、ジョン.F.ケネディの妻、ジャクリーン・ケネディが大統領の暗殺後、どのように振る舞ったかが描かれる。ジャクリーンに扮するのはナタリー・ポートマン。

ダラスでのパレード中に狙撃されたケネディ大統領。ジャクリーンは血だらけの大統領の頭を抱えて病院へ、そしてパレードで着ていた血だらけの服のまま大統領専用機、エア・フォース・ワンでワシントンへ戻る。機内ではジャクリーンが悲しみと衝撃に打ちひしがれている間に、副大統領のリンドン・ジョンソンが合衆国憲法に基づき大統領就任の宣誓をしていた。

ホワイトハウスに戻ったジャクリーンはジョンソン大統領が執務をとる傍らで、自らの趣味に合わせて調度品や内装を調えた住まいから退去する準備を始める。幼い子供、キャロラインとジョンの面倒を見ながらジャクリーンは考える。「ジョンを人々の記憶に残さなければ・・・」

暗殺されたアメリカ合衆国大統領は、ケネディを含めて4人。アメリカ史上最も偉大な大統領の1人であるリンカーンを除けば、ガーフィールドもマッキンリーも人々の記憶にはほとんど残っていない。ジョンを人々の記憶に残すため、ジャクリーンは大々的な葬列を計画する。。。

全てが終わり湖畔の私邸に隠遁するジャクリーンの元へ記者が訪れインタビューする、という体裁で語られるストーリー。ジャクリーンはあからさまに裏話をした後に「でもこの話は書いてはダメ」と言い、記事の内容さえコントロールする。その力強さはケネディ大統領の大葬列を実現させたときと同じです。

史実をベースにした映画だからそんなにスペクタクルなことがあるわけではないけれど、重々しい音楽にカラーとモノクロで時折差し込まれる当時のテレビ映像、記者のインタビューを受けている“今”と回想の中のファーストレディになった頃からの“あの頃”が幾重にも重なるシーン構成など、重厚な雰囲気がありました。

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4/30 日比谷TOHOシネマズシャンテ
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