まてぃの徒然映画+雑記

中華系アジア映画が好きで、映画の感想メインです。
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ヴィクトリア VICTORIA

2016-06-10 23:02:28 | その他の映画(あ~な行)

全編140分ワンカット、という惹句に興味をもって観ました。

スペインからべりルンに来て、カフェでアルバイトをしているヴィクトリア。クラブで踊り翌日の仕事のために午前4時過ぎに帰ろうとしたら、地元の不良っぽい4人組にナンパされる。英語が話せるゾンネと意気投合し、レジのおじさんが寝ている隙にビールを万引きしたり、集合住宅の屋上に不法侵入して語ったり、ヴィクトリアにとってはベルリンで初めてできた友達だったのかも。

翌朝の仕事のためにカフェに戻り、ゾンネにピアニストの夢が潰えた過去を告白する。刑務所にも入ったことがあるボクサーにヤバイ仕事が入ったらしく、4人組は自動車を盗んで呼び出された先へ向かうが、フースがぐでんぐでんに酔っぱらって全く役に立たない。ゾンネの「ドライバーをしてくれないか」という頼みに、カフェに帰してくれるなら、と2つ返事でOKしたヴィクトリア。

しかし向かった先はかなり危険なマフィアの元。そしていきなり銀行強盗をやる、と聞かされそのままドライバーとして共犯になる。銀行の襲撃自体は難なく成功したが、元々緻密に計画していたものではなく突然指示されたもの、襲撃後にどうするかは全く考えてなく、クスリでハイになっていたこともあったのか、彼らは車を乗り捨ててヴィクトリアが冒頭にいたクラブへと入っていく。「金ならあるぞ」と叫び興奮状態MAXで全裸で踊るボクサーとブリンカー、いい加減にしろ、とクラブのガードマンにつまみ出され外を歩いていると、乗り捨てた車の周囲に警察が!

慌てて逃げ出す4人、集合住宅の敷地に逃げ込むが警察と銃撃戦になり、ブリンカーそしてボクサーとも別々になり、ゾンネとヴィクトリアは2人で逃げる。若夫婦の部屋に押し入り赤ん坊を一緒に連れて警察の包囲を逃れるが、ゾンネは銃撃戦で致命傷を負っていた。。。

まず何といってもワンカットで撮ろうという発想がどこから出たのか、そしてそれを実現させてしまうことが凄い!NG出したらどうするんだとか、トイレや食事はまあ我慢できるか、とか舞台を考えれば台詞や演技はまあありかな、と思うけど、ステージだけじゃなくて場所は動くしカメラも動くからハプニングもそれだけ多いと思うし、カメラアングルとかも事前に全部決めて、こっちの画もほしいとかこんな撮り方もいいかも、といった誘惑をはねのけて撮りきるところが凄い!

ストーリー的にはヴィクトリアのものすごい転落劇。音楽院に通っていたってことは、ちょっとしたお嬢様だったのでしょうか。高級ホテルでの立ち居振る舞いは、コンクールでいろんな国へ行ったときに身につけたのか、それとも家族旅行かな。野郎4人は定職にもつかずブラブラしている中途半端でどうしようもない奴ら。ギャングの一員になって悪の道を極めるってわけではないのは、きっとボスに従ったり上下関係があるのが面倒だったりするんだろう。

ヴィクトリアが大金を持ってどこに向かうのか、もうベルリンにはいられないだろうからスペインに戻るのか、あるいは別の国へ行くのか、気になります。

公式サイトはこちら

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