働き方改革関連法案を巡り、連日、驚く事実が飛び出しています。厚労省は何をやっているのでしょうか?地下倉庫から調査票原本1万人分が入った段ボール32箱が出てきました。この調査票のデータが117件もおかしなものが出ていると思うと、「本当にきちんと集計作業が出来ているのか」といった多くの声が私にも寄せられていることが「なるほど」と思えます。とにかく法案作成の根拠が根底から崩れてしまった訳ですので、再調査はもちろんですが、国民の声にしっかりと応える対応を求めていきたいと思います。
おはようございます。今日から県議会第347回通常会議は質問戦に入ります。本日は、4つの会派より会派代表質問が行われます。我が民進党・無所属クラブは、佐藤栄県議(会派代表)が8項目の質問に臨みます。会派として、これまで政務活動調査や会派予算・政策要望で求めてきた内容を中心に展開します。とちぎテレビ、栃木放送でライブ放送いたしますので、よろしくお願いいたします。
厚労省のデータが異常だと新聞各紙が報じています。その数117件。驚きです。なくなったとされる調査時に使用した調査票も厚労省の地下倉庫で段ボールに入って保管されているのが見つかりました。同じ人の残業時間が一週間よりも一か月の方が多いというのは、調査データを使用する段階で分からなかったのでしょうか?地方では考えられない話です。このような話は氷山の一角ではないでしょうか?こうした事態が発覚した限り、法案審議以前に、法案そのものに信ぴょう性があるのか早急に調査し、国民に公開すべきです。国民の義務である労働を司る法案なのですから、しっかり対応してほしいです。
県議会通常会議も始まりました。昨日初日を迎え、本会議では知事から議案説明、そして、人事案件の教育委員の選任同意議案が即日採決され承認されました。午後からは議案調査。各部局ごとに平成30年度当初予算案、平成29年度補正予算案を中心に説明を受けました。県民生活部所管の平成30年度予算案では、懸案であった県立博物館収蔵庫整備予算案が計上。県立博物館敷地内に平成30年度、31年度で整備し、平成32年度中をかけて施設内の化学成分等の蒸発等や収蔵資料等の整理を行い、平成33年度から供用との説明でした。地上3階、地下1階RC造の建築とのことですが、この整備にあたっては、県議会生活保健福祉委員会の特定テーマに基づく調査や提言が根拠になっていたこともありまして、課題解決に向けて前進することとなりました。会派での要望事項も含めて、少しずつ予算案の全容が明らかになってきていますが、引き続きしっかりと分析し、審議に臨んで参ります。
本日から、3月22日までの期間、県議会通常会議が開催されます。平成30年度当初予算案をはじめ、国の経済対策に呼応する平成29年度補正予算案についても審議がされます。本会議での質問戦をはじめ、常任委員会、予算特別委員会での質疑等が展開され、県民の皆様の一年間の行政サービスに資する予算が決定していきます。今後、特徴的な内容については、随時報告していきます。