久しぶりに仙台市を中心とした被災地を訪問しました。仙台市の南蒲生浄化センタは、東日本大震災に伴う津波被害に遭い、壊滅的な被害を受けました。仙台市の約70%の処理能力(40万立法メートル)を有していた処理施設が受けた被害は甚大で、まずは、放流ゲートを開け、汚水を海に流しました。放流ゲートを開けるにあたっては、大変な判断と決死の作業がありました。仮に、作業中に津波が襲った場合は、人命を失いかねない事態であったからです。仙台市の一日の下水道の放流量は30万立方メートル、本来であれば浄化して放流していましたが、仮に放流ゲートが遮断状態になると、仙台市街地で下水があふれることになり、街中がパニックになります。本当に深刻な話ですし、そうした懸命な対応があったことを聞かされ、複雑な思いとなりました。
このほか、岩沼市に出来た災害廃棄物の処理プラントの稼働状況調査をはじめ、気仙沼市の地盤沈下の実情を現地議員から聞きました。東北地方の復興、まさに、真剣な課題です。もう少し、こうした復興作業に全国民の関心が強くてもいいと感じました。
このほか、岩沼市に出来た災害廃棄物の処理プラントの稼働状況調査をはじめ、気仙沼市の地盤沈下の実情を現地議員から聞きました。東北地方の復興、まさに、真剣な課題です。もう少し、こうした復興作業に全国民の関心が強くてもいいと感じました。