台風１１号に伴う竜巻被害現地調査報告（鹿沼市）

 本日、正午前に発生した竜巻被害は、鹿沼市の上奈良部町、茂呂から南上野町、そして、北赤塚町へと広範囲の被害をもたらしました。私は、地元小川市議、大貫毅市議と合流し、約３０軒以上の被災者を訪問し、被害状況を把握する調査を行いました。上奈良部町では、農作物被害としては、ビニールハウス栽培のニラ等。また、さつき等にも大きな被害が発生しています。南上野町では、樹木被害が大量に発生。そして、北赤塚町では、多くの皆様が報じているように家屋被害...と共に、国道遮断の被害も発生しました。マスコミ報道では、鹿沼市以外の全ての自治体の被害家屋は約２８０棟にも。恐ろしい数字です。私は、発生直後から、地元市、県土木事務所と緊密に連絡を取りました。そして、被害状況を調査させていただきました。このほか、河川等の流量ですが、堆積土砂撤去等の効果もあり、洪水は発生しませんでした。本県では、毎年のように竜巻被害が発生しています。異常気象も心配ですし、どう対策を講じたらよいか、考えていかなければなりません。いずれにしても、被害に遭われました皆様に謹んでお見舞い申し上げますと共に、復旧に向けて各行政とも連携し、出来ることをしっかりと行っていきます。