第４３７回「つながる」かぬまマンデーレポート

去る、１２月１９日(月)のこと。
午前７時３０分から、ＪＲ鹿沼駅前におきまして、第４３７回「つながる」かぬまマンデーレポートを開催しました。県議会第３９０回通常会議も終了しましたが、最終日、那須と栃木特別支援学校の寄宿舎に関する陳情が委員会審査の結果通り、「不採択」となりました。我が会派は採択を主張する立場から討論を行い、採決についても「採択」を求める立場から反対しました。栃木特別支援学校の寄宿舎については、陳情では「存続」を求めていました。また、那須の特別支援学校の寄宿舎に関する陳情では、一旦閉舎をストップし、存続も含めて議論を求める内容でした。大変残念なのは、閉舎は本会議の質問で、延期となったため、陳情の願意が一部認められたとして、不採択になった部分です。見解の相違が県議会内にあったものの、今後の特別支援教育や寄宿舎のあり方をより深く検討する必要は生じており、せめて継続審査にするべきと考えました。那須は２万筆、栃木は２万５千筆に及ぶ署名も集まっており、多くの民意にも応えられず残念です。今後、特別支援教育の在り方、寄宿舎のあり方はしっかりと議論すべきであり、会派としましても、今後のあり方について協議をしていきたいと考えています。先日の朝日新聞の報道で、来春も寄宿舎の入舎募集は行うとの記事が載りました。この点は本当に良かったです。寄宿舎のない特別支援学校の児童、生徒にも利用していただけるよう、更なる調査と議論を行っていきたいと思います。