昨日、２月３日（月）午前８時より、鹿沼市役所前におきまして、第２９８回「つながる」かぬまマンデーレポートを開催しました。今回は、２月１日開催の「横根高原の自然を守る市民のつどい」について報告したほか、先週１月３１日（金）に長野県、群馬県の林業大学校を調査してきた概要について報告をいたしました。前日光県立自然公園に属する横根高原。ここに、１０２haのメガソーラーの計画がありますが、周辺住民をはじめ、自然を愛する全ての方々が反対のこの計画に対しては、今後法律的な手続きがどうなるのか、特に県では２月県議会に環境アセス条例改正案を予定しており、太陽光発電施設に対するアセスも追加することになりますので、こうした手続きを含めて本県の土地利用に関する事前協議等がどうなるのか、林地開発がどうなるのかが問われることとなります。横根高原にメガソーラーを整備することは私も反対ですが、２月県議会でこうした手続きについても議論していきたいと考えています。林業大学校につきましては、昭和５４年度から開校した長野県の林業大学校が参考になりました。一学年２０名で全寮制の２年教育。専修学校としてこれまで７００名もの林業人材を輩出してきています。今正に林業の「社会的価値」を高める必要があります。林業の担い手について、本県ではこのところ横ばいとはいえ、６３０名程度と極めて少ない人材で本県林業が営まれています。若い人材が、いかに林業に興味関心を持っていただくか、今後中長期的な対応が求められます。林業の担い手確保に「林業大学校」は必要です。今後のスケジュール感も含めて、本県にも是非整備したいと考えています。
