昨日、二週間ぶりに第１４１回かぬまマンデーレポートを開催しました。知事選挙期間中の政治活動制限規定により久しぶりでしたが、やはりマンレポはいいですね。街頭で市民との反応の相互発信が出来ることは有意義です。さて、演説テーマは「宇都宮市長選挙」。金子とおる候補は負けてしまいましたが、マスコミの出口調査を踏まえて「ＬＲＴ反対６２％」を確認することが出来ました。金子とおるさんの得票率が４８．２％で佐藤市長との差が３．６％でしたから、本当に僅差ですし、宇都宮市民は「ＬＲＴ計画導入」には極めて慎重な姿勢を示したのではないでしょうか。選挙期間中の「ＬＲＴの中止を求める会」のチラシに関し、「デマ」だと主張していますが、少なくとも民進党のチラシ配布前の世論調査でも約６割の方々が反対している実態を把握していましたから、選挙戦では投票者の実情がそのまま表れたと私は思っています。しかも、整備費用については「全体額がどの程度になるのか」が公開されていません。東側区間にＬＲＴを運行するために、今後施す必要のある工事や用地買収等、少なくとも市民負担に影響を及ぼす項目について費用公開がされていません。今回の選挙結果や識者のコメントにもあるように、東側区間の総整備費の早期情報公開を強く求めていきます。整備スケジュールですが、佐藤市長は「予定通り」とコメントしていました。県議会にも「工事施工承認」の議案が出てくる見込みです。しかし、一方で市民に対し「説明方法を工夫する必要あり」とも認めています。そうです。その通りなんです。私は思いますが、工事をスケジュール通りに進めたいならば、もっと市民全体に説明をする方法や機会を多数作るべきです。誰のお金で作るのかということです。ＬＲＴ賛成の市民のみの税金で作るのではありません。反対の方々にも負担は及びます。だからこそ、こうした状況下では、東京都の小池知事が行っているように「いったん立ち止まって検証」する勇気も必要です。是非とも、宇都宮市民の皆様からもこうした声をあげ続けてほしいと思います。以上のような趣旨を演説しました。「政治の原点は辻説法にあり」やはり、月曜日の朝街頭は清々しいですね。
おはようございます。津波警報発令中です。東日本大震災の教訓を生かし、安全に避難してほしいと思います。相当現地も混乱していることと思いますが、慌てずに、しっかりと避難してください。
