えくぼ

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活況!小説投稿サイト

2016-02-02 09:22:18 | 歌う

            ・・・ 活況!小説投稿サイト ・・・

 ▼ あの冬のきりりと冷えた夜だった 『斜陽』 の扉をひらいたときは  松井多絵子

 「小説を書いてます」というツィツターが多くなってきた。短歌を始めてから私はほとんど小説を読まない。小説家になりたいなどと思ったのは半世紀も前の今ごろだったか。2月はあまり外出しない。家で本を読む。小説を読むと私も書いて見たくなる。しかし小説を書くのはマラソンみたいだ。短歌は手帳に書き留めるだけだが始終身辺が気になる。歌集や歌書を読むことに追われ、私は小説をあまり読まなくなってしまった。毎朝、新聞をひろげれば、広告がしきりに小説を読むように勧めているが、。

 今日の朝刊☀で 小説の投稿、閲覧できるウェブサイトが次々オープンしていることを知る。出版社KADOKAWAとブログなどを運営する♦「はてな」 は今月末、小説投稿サイト
「カクヨム」を始める。狙いの一つは才能の発掘だ。投稿サイトは多様化も進んでいる。主な小説投稿サイトには次のようなサイトがある。

 ♦ 魔法の i らんど  KADOKAWA  恋愛系の小説が中心。「恋空」が映画化

 ♦ 小説家になろう  ヒナプロジェクト 「なろう系」と呼ばれるファンタジー系ライトノベル

 ♦ E ★ エプロスタ  エプリスタ  漫画やエッセーも投稿可能

 ♦ comicoノベル  NHNcomico 登場人物の台詞が無料通信アプリ「LINE」で表示

 ♦ ノペラボ      ディスカヴァー 投稿作は編集者が読み、優秀作は出版も

 ♦ STORIE     インデックス  イラストと物語を合わせて投稿可能

 ♦ カクヨム      KADOKAWA、はてな  ホラーなど7ジャンルのコンテスト実施
                              優秀作は出版も。  

 投稿サイトの利用者向け文学教室で教える作家の石田衣良は「専業で食べていける作家の数はこの10年で半減した。逆に投稿サイトには月に数百万人が集まり、ヒットを生んでいる。小説も出版社が圧倒的に支配する力がなくなっている」と。    

  小説家を志す方へ、 冬こそベストシーズン、2月の寒さがアナタに書かせますよ。

                             2月2日  松井多絵子