えくぼ

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生きていたネコ

2014-05-15 09:47:39 | 歌う

          「生きていたネコ」

❤ふりむけばネコと目が合う「黒ネコよ、その目を今夜わたしに貸して  松井多絵子

 3年2か月ぶりに飼い主のもとに帰って来た黒ネコ。東日本大震災の日、岩手県大船渡の民家から姿を消したネコが約15キロ離れた陸前高田市にいた。首輪に記された携帯の番号から再開が実現したのである。陸前高田市気仙町でじっと座る黒いネコを地元の夫婦が保護し、大船渡保健所に届けたのは4月10日。

 保健所はしばらく様子を見ていたが進展がなく、5月8日朝、地元紙に掲載してもらうために写真を撮ろうとした。そのとき首輪にうっすらと「ヤマギシ」という文字と携帯番号に職員が気づいた。この首輪は防虫用だったとか。3年も屋外で生きていたとは逞しいネコですね。

 「スイカ」という名のネコは山岸さん夫妻の猫。12年ほど前から飼っているオスネコだ。山岸さん夫妻は震災の津波被害は免れたがネコの「スイカ」は行方不明。再会したとき「スイカ」は夫妻に目を細めて体をすりつけた、そうである。昨日朝日夕刊でこの記事を読み感動した。

   ✿ 私も氏名・電話番号を書いたペンダントをぶらさげて外出しょうかしら。

              5月15日  予報は雨、でもまだ降らない。  松井多絵子