2年程前に「カインド オブ ブルーの真実」という本を読んで分かったことがある。それはピッチの問題だ。30数年前LPで聞いてたころは、いろんなレコードプレイヤーがあって、高級オーディオも出始めてたけど、うちのはそんなにいいのじゃなかった。ピッチがよくぶれて高かったり低かったりが普通だった。レコードとはそういうもんだったんだ。でもCD時代になって「Kind Of Blue」を聞きなおしてみるとやっぱり高いんだ。So Whatはボクの耳にはDとE♭の間に聞こえる。いくらなんでも高すぎる。おかしいなと思っていたらどうやら録音したときの機器の問題らしい。マスターテープがもう高いらしい。ということは、本来はもっと遅いテンポで演奏したということだ。たぶん今CDで聴くのよりかなり落ち着いてるなあぐらいの感じだと思う。それに一番違うのは、マイルスのラッパの音色だろう。これはかなり違うと思う。いいか悪いかは別にして・・・。
それにしても奇妙なレコードだよね。一番速いテンポが2曲目のブルースでそれですらいわゆるmiddle of the middleだ。他は全部それより遅い。要するにクインシージョーンズが言ってるように"ジャンキー テンポ"なんだ。何十年も経って、いまだに人を惹きつける理由はなんだろう?
そんなもの分析してもしょうがないか。
それにしても奇妙なレコードだよね。一番速いテンポが2曲目のブルースでそれですらいわゆるmiddle of the middleだ。他は全部それより遅い。要するにクインシージョーンズが言ってるように"ジャンキー テンポ"なんだ。何十年も経って、いまだに人を惹きつける理由はなんだろう?
そんなもの分析してもしょうがないか。
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