ハービーハンコックとウェインショーターのデュオアルバムだ。この企画をやろうとどっちが言い出したのか知らないけど、確実なのはハービーがウェインショーターのファンだということだ。録音状態は最高音楽の内容も素晴らしい。でも難しい。はっきり言ってこの内容のどこがどう面白いかというのは、やってる二人以外は分からないと思う。マーラーの音楽みたいだ。商品になるような音楽じゃない。ビッグネームの2人だからレコーディングされて世界中のひとに聴いてもらえるけどね。これは決してこの作品をけなしてるわけではなくて、グレートな2人とそれを世界に発信したレコード会社を讃えているわけです。この中にはいっているチャールズブロンソンの映画の曲、「ジョアンナのテーマ」、ウェインの「ネイティヴダンサー」でもやってたけど、シンプルでいいね。でもよく聴くと難しい。まあ技術がこのレベルまで行くとそうた易くは理解はできないね。意外と本人達は簡単に考えてたりするんだけど・・・。音楽の聴き方はひとそれぞれだからコメントはできません。ホントに。
音楽を長くやってるとどうしても他人の音楽を深読みしてしまう傾向がある。自分がやってるときは何も考えてないのにね。そう考えると極端な話、ストラヴィンスキーやバルトークの音楽も本人達にとっては「なんでもない複雑さ」なのかな?
音楽を長くやってるとどうしても他人の音楽を深読みしてしまう傾向がある。自分がやってるときは何も考えてないのにね。そう考えると極端な話、ストラヴィンスキーやバルトークの音楽も本人達にとっては「なんでもない複雑さ」なのかな?