まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

東京横浜探訪2014《10》ヒカリエにある渋谷未来模型

2014年12月27日 22時11分49秒 | 都市


渋谷ヒカリエの11階にある土地区画整理事業完了後の渋谷の街が模型展示されている。



これはどのアングルかと言うと



ヒカリエ11階から見下ろすその方向をヒカリエ越しにみているところ。



さらに引くとこんな感じ。手前側に延びている茶色のラインは青山通りKら地上に出ようとしている東急メトロ銀座線を表している。



右手側へ反時計回りに、今度は北から南方面を眺めてみる。



手前側にある橋の上に乗っているロールケーキみたいなものが移設される東京メトロ銀座線の新しい渋谷駅。柱脚は現在のものよりも格段と少なくなっていて地上の往来を極力阻害しない構造になってる。屋根は歩行者用のプロムナードになっているらしい。



今はこれだけの柱で鉄路を支えているので大違いである。



乳白色のハコモノが全てこれから建築される建物を表している。



右側の道路を跨いでる通路は、既にある京王井の頭線の渋谷駅に続く連絡通路になっている。



その連絡通路の南側には銀座線の引き込み線の姿がちゃんと表現されている。ここは既存の線路をそのまM活用する予定なのだろうね。



再び、東側より西方面を眺めてみる。今度は渋谷駅の南寄りである首都高速沿いの部分である。一連の計画ビルが全部建ってしまうとヒカリエがとても小さく見えてしまいそうである。



近くに寄ってみると首都高速の北側街区と南側街区が分断されないように有機的なプランニングのぺデストリアンで連結しようとしているのがわかる。この部分は「地上を走る国道&高架を走る高速道路」という、よくある騒音空間なのでこのようなペデストリアンデッキを作ったとしても果たして相互間の往来が活性化するかどうかは甚だ疑問である。それはそうとして、画面中央にあるイチョウ模様のようなどこかで見たことのある並び・・・



もう少し近寄って見てみると・・・これは!!



東横線の旧渋谷駅のあの外壁面のデザインではないかぁ!!



模型のその場所はちょうど東横線の線路跡と一致するし、外壁デザインはメモリアルデザインとして復活させるのだなあとちょっと嬉しくなった。きっと「かつてここに線路が走っていました」的な記念コーナーも併設するのだろう。



ともあれ、この一連の土地区画整理事業の完成はまだまだ先の話。



きっと10年以上先のことのだろうけれど、一体どんな町並みに変貌していくのか今から楽しみである。

東京横浜探訪2014《09》東京メトロ銀座線渋谷駅の改良事業

2014年12月27日 18時40分55秒 | 都市


東京で地下鉄が走り始めた創生期、



地方での田舎者が「地下鉄が道路を跨いでビルの3階にある駅に止まるだって?田舎もんだからってバカにすんな!」とか言ったとか言わなかったとか、そんな笑い話を親の世代の人たちからきいたことがある。



ここに来るといつもその話を思い出す。そんなこのスポットもあと少しで見れなくなってしまうのが少しさびしい。



地下鉄が出入している建物は解体され、銀座線の渋谷駅は東寄りの道路上に移設される。移設後は移設跡となった旧ホーム及び構内は解体されJR渋谷駅と銀座線の改札口が同一フロアで対面し両駅間の乗り換えがスムーズになる。





現在、後者ホームと乗車ホームに分かれたレイアウトは島式ホーム(緑色)となりそのための柱脚(橙色)を築造中である。左側の線路(青色)は終端となるが、右側の線路(青色)は西寄りにある車両待機所へ接続させるために引き続きJRを跨ぐ設定になる予定。
(参考記事)銀座線渋谷駅を130m動かす(ケンプラッツ)



老朽化し、また道路上の障害物になっているコンクリート製の既存橋も撤去するために



さまざまな準備工事が行われていて、



その間を都営バスやタクシーが所狭しと列をなしている様は、まさにカオス!!



ヒカリエに接続するデッキがっ中から仮設歩道になっているのは、仮設歩道部分に新しく複合商業ビルが出来、そこに接続することになっているからである。



そんな渋谷駅前の大規模な土地区画整理事業を一望に俯瞰できるのが、



一連の区画整理に先駆けて竣工した渋谷ヒカリエの





11階と9期にある展望スペースなのである。



地上にいると一体何の工事をしているのかよくわからないのでそういうスポットが用意されているのは実にありがたい。

東京横浜探訪2014《08》東急東横線旧渋谷駅跡地にて

2014年12月27日 17時52分55秒 | 都市


この場所の訪問履歴はコチラ
東横日帰(とーよこにっき)2012年04月25日 23時43分52秒
ユニクロ in 東急東横線旧渋谷駅跡地 2013年04月05日 23時16分22秒



今となってはその面影はどこにもなく、どこを歩いているのかわからなかったけれど、自宅に戻り床の模様Kら検証してみると





なんとなくどのあたりなのかということがわかってきた。



この階段は



あの先の階段なのだなあと・・・。



今は仮設の壁に覗き穴が空いていて



工事現場の進捗が覗けるようになっている。



首都高をくぐる部分には線路のガーターが残っている。ちょうどガーターのある部分は有機的な平面計画の遊歩道が出来る予定。



そして駅ホームがあったところには高層ビルが建設される計画になっているのだが、想像してたよりもJR渋谷駅のすぐ近くまで現場が迫っていて驚いた。



このあたりの風景も視界がすぅーっと抜けた感じで、



数年前はこんな感じだったなあと・・・



でも、しばらくするとこの抜け感も無くなってしまうのだけどね。