
エリック・クラプトンが、1994年に行ったブルース作品を中心に演奏したライブを収録した映画『エリック・クラプトン「nothing but the blues」』を見ました。今、思い返せば、私はブルースの中で育ったような気がしてきます。
エリック・クラプトンが現在来日しています。もう80近いはずです。そのクラプトンが今から30年ほど前にブルースを主体にしたライブを行いました。そのライブの映像を紹介するとともに、その合間に偉大なブルースミュージシャンについて、クラプトンが語るインタヴュー映像を挟み構成された映画です。
そもそも私は、ブルースは苦手でした。古臭いというイメージがあり、なじめずにいました。しかしこの映画の音楽は実に気持ちがいい。実はいつの間にか自分にはブルースが染みついているということに改めて気付きました。中学生ごろから聞いてきたロックミュージックのルーツはやっぱりブルースが主体であり、それがいつの間にか身についてしまっていたのです。
自分にとってブルースはいつの間にか「当たり前の音楽」になっていたのです。
それにしても、そんなブルースをわがものとして自由に演奏し歌うクラプトンの姿は、かっこいいし、うらやましいと改めて感じました。
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