4月は忙しすぎて、毎日いっぱいいっぱいだった。そんな中気分転換になるのはドラマである。
私が今期のドラマの中で一番おもしろいと思っているのが『コントが始まる』だ。菅田将暉、仲野大賀、神木隆之介のコント芸人を目指している男たちと、それを支える有村架純らの青春群像劇である。
ドラマ中にコントがあり、それがドラマの展開に見事に絡み合っている。脚本家の力がすばらしい。脚本は金子茂樹さん。これまであまり見ていなかったが、その才能の確かさが伺える。今後も楽しみである。若手の役者さんたちもみんな魅力的だ。
その他、『ドラゴン桜』『イチケイのカラス』『桜の塔』はありえない話だが、肩が凝らないドラマで、楽しく見ている。
『大豆田とわ子と三人の元夫』は期待していたのだが。ちょっと脚本家のテクニックが鼻につくように思えて、正直言って苦手なドラマだ。あまり入り込めない。脚本は坂元裕二さん。いいドラマをたくさん書いている才能のあるシナリオライターだ。今回のドラマもうまいと思う人も多いのだと思う。しかし私にはやりすぎのように思えてしまう。
忙しさの山を越え、なんとかゴールデンウイークまでたどりついた。これから疲れがどっと出そうで怖い。