とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

オリンピック1年延期を決めたのは安倍晋三氏だったのではないか。

2021-05-12 16:58:39 | 政治
 オリンピックの開催に対して反対の意見が日に日に強くなってきている。しかし多くの日本人は「中止」ではなく、延期を望んでいるはずである。オリンピックそのものに対して反対している人もいるが、多くはオリンピックの開催に賛成、もしくは反対しないと言う立場の人である。だからもう一年延期するというのが誰もが考える案だ。ところがそれがはなから否定されている。これ以上の延期は不可能だというのだ。そのあたりの事情を詳しく教えてほしい。

 ひとつ思い当たるのは、去年、安倍晋三氏が延期を表明した際のことである。1年前も延期するしかないと思われていた。その時、安倍晋三氏がバッハ会長と協議をして1年延期を決めたのである。その際、安倍晋三氏の主導であったという報道があった記憶がある。

 調べてみたら、やはりそうだった。例えば次は時事ネットコムの記事である。タイトルは「あるじ失った五輪1年延期 見切り発車の先は―安倍首相辞任」(2020年08月28日)

 東京五輪の1年延期は安倍晋三首相の意向だった。判断した3月の時点で新型コロナウイルスの感染状況や収束時期は見通せず、「1年」に明確な根拠はなかった。延期決定から約5カ月の間、選手も運営側も先行きが見えない中で仕切り直しを迫られた。

(中略)
 組織委の森喜朗会長は4月に衆院議員会館で開かれた五輪関連の会合で、自身は2年延期案だったが、安倍首相が1年延期にこだわったことを明かした。IOCのバッハ会長は5月、英BBC放送に対し「中止にすることもできた」と述べた。いずれも責任を回避した発言とも取れるが、「1年延期」が首相の政治判断だったことがにじむ。

 これは当時報道されていたことである。当時専門家の意見も1年では厳しいというのが主流であった。しかしそれにも関わらず1年延期を押し通したのは安倍晋三氏だったのだ。日本には2年延期を主張できる機会があったのである。しかし1年延期を選んでしまったのだ。これ以上伸ばせない理由はIOCにではなく、日本にあるのではないか。

 安倍晋三氏、当人はさっさと逃げるかの如く辞任してしまい、今、日本は大混乱の中にいる。
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