まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

福島の怪・その1

2007-07-20 21:01:36 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
久しぶりの日記です。
なんとなくウツ気味なので書く気力がなかったのですが、
書くネタが尽きてきたというのも事実です。
しかし書くことによって元気になるタイプの人間なので、
ここで筆を休めていてはいつまで経ってもプチウツから脱却できません。
そこで新シリーズのスタートです。
(「ワイン日記」 はどうしたという類の質問は受け付けません)

名づけて 「福島の怪」。
福島県外から福島にやって来た人にとって、
ええっ?!と思うような意外なことが
福島には色々あったのではないでしょうか。
私は福島にもう13年も住んでるので、
そろそろいろんなことに慣れてきてしまいましたが、
引っ越してきた当初は 「ええっ?!」 の連続でした。
それを1つずつ思い出していこうという新企画です。

皆さんからも募集しますので、
コメント欄に色々と投稿してください。
もちろん福島に限らず、
新たな地に進出した方はその土地その土地の怪を御報告ください。

さてその第1弾!
「福島では 『サッポロ一番ソース焼きそば』 を売ってないっっ!」

驚愕の事実です。
そんなことがあっていいのでしょうか。
数ある袋物の焼きそばの中で、
『サッポロ一番ソース焼きそば』 が群を抜いて美味い、
というのは周知の事実です。
福島で圧倒的シェアを誇っている 『日清焼きそば』 をはじめとして、
ほとんどの袋物焼きそばは粉ソースです。
しかし 『サッポロ一番ソース焼きそば』 は液体ソースを採用しており、
なんともいえない風味が魅力です。
カップ焼きそばでは多くの場合に液体ソースを使っていますが、
いずれも味は袋物の足許にも及びません。
(やはり焼かない焼きそばにはムリがある…)
となると袋物でかつ液体ソースの 『サッポロ一番ソース焼きそば』 は、
どう考えても最強じゃありませんか。

青のりも他と比べて圧倒的美味さです。
乾燥紅しょうがなど入っていない純粋な青のりですが、
これがまたいいんです。
しかし何と言っても麺なんでしょう。
作っている最中の、ソース投入前からいい香りが漂ってきます。
麺だけを食べ比べてみたことはありませんが、
きっと小麦粉からして全然いいのを使っているに違いありません。
はっきり言って具なんて必要ありません。
肉や野菜を足したことはありません。
シンプルに麺とソースと青のりだけ。
これだけで十分幸せになれるのです。

そんな最強の 『サッポロ一番ソース焼きそば』 を売っていないなんてっ!
なぜだ、福島。
私は福島に来た直後、あちこちのスーパーやコンビニを、
血眼になって探し回りました。
しかしどこにもなく、
とうとう発売元のサンヨーにも電話しちゃいました。
「『サッポロ一番ソース焼きそば』 が見当たりません。
 どこで売ってるんですか?」
するとしばらくドタバタ調べ回った挙げ句、
「申しわけありません。福島ではお取り扱いしておりません」とのこと。
うちひしがれた私はしばらくの間、
帰省するたびに10袋ぐらいずつ買い込んできたりしました。
しかし、東北本線で2駅くらい買い物袋を提げてるのとちがい、
焼きそばばかり入ったビニール袋を持って新幹線に乗るのは、
ちょっと勇気が要ります。
歳も食ってきたし最近ではなかなかそんなこともできなくなりました。

一昨年あたりだったかベイシアで売っているのを見つけたことがあります。
そのときは驚喜して買い占めてしまいましたが、
しばらくするとまた店頭から姿を消してしまいました。
福島の人たちも一度食べればこの味にひれ伏して、
福島にも広まっていくだろうと期待していたのですが、
見かけるたびに私が買い占めてしまうのだから、
なかなか皆さんが試してみる機会もなかったのかもしれません。

これだけ力説しても、
みんな食べたことないからわからないんだろうなあ。
関東に出て行った人、ぜひ食べてみてください!
かおりん、お土産は 『サッポロ一番ソース焼きそば』 でいいよ。

というわけで福島の怪・第1弾。
「福島では 『サッポロ一番ソース焼きそば』 を売ってないっっ!」
でした。


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