まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

大号泣(T_T) 映画 『at Home』 でてつカフェだあっ!

2015-10-11 10:57:49 | 哲学・倫理学ファック


いよいよ来週の日曜日は 「第7回シネマ de てつがくカフェ」 ですっ

映画 『at Home』 を見ての哲学対話、今から楽しみでしょうがありません。

実はシネマ de てつがくカフェのときはファシリテーターの私たちはあらかじめ映画を見ておきます。

やはりどんな映画かわかっていないと、哲カフェでどんなテーマが話題に取り上げられそうか、

当日の対話をどのように進行させたらいいかなど予想がつかないからです。

まあどっちみち予想は裏切られるのですが、それでも心の準備は重要です。

で、今回もだいぶギリギリになってしまいましたが、見ておくことができました。

本多孝好の原作 『at Home』 は大好きな小説でしたが、

私はいつも申し上げている通り小説優位派ですので、

原作がよければよいほど映画化作品には失望するということがありうるじゃないですか。

今回のシネマ de てつがくカフェは私の強い希望にもとづいて開催していただいてるわけですが、

それだけにどのように映画化されているのか心配でしょうがありませんでした。

私の目から見ても明らかに映画化失敗だったよなあという作品だったりしたら、

上映してくれたフォーラム福島さんにも、てつカフェのために集まってくださった皆さんにも、

本当に申しわけないことになってしまいます。

そんなわけである意味おそるおそる映画を拝見させていただいたわけですが、

結論から言うと素晴らしいの一言でした (もちろんあくまでも私個人の感想にすぎませんが…)。

もう大号泣ですよ

上記リンク先の2つの記事の中ですでに指摘しておいたように、

小説 『at Home』 が映画化されるにあたっては数々の心配点がありました。

それらはみごとにクリアされ、小説とは設定やストーリーなどがいろいろと改変されているものの、

原作が描こうとしていた現代における家族の崩壊の問題、家族の絆とは何かという問題等を、

楽しく、リアルに、そして感動的に映像化してくれていました。

蝶野監督、ありがとうっ

竹野内豊さん、松雪泰子さんほか森山家の家族を演じた皆さん、

ゲンジ役の國村隼さん、悪役を演じた芸人の皆さん、本当にありがとう。

この映画のおかげで、てつカフェではきっと深い哲学的・倫理学的対話が繰り広げられるでしょう。

私たちとしては 「第4回てつがくカフェ@ふくしま」 のときに取り上げた、

「血は水よりも濃いのか ―家族はどこまで他人か?―」

というテーマと対になるような議論が展開されることを想定しているのですが、

きっとそこに収まらない様々な問題にも広がっていくことでしょう。

10月18日 (日)14時00分から上映開始、

16時15分頃から哲学カフェ開始です。

どうしてもこの日に来られないという方は、

10月17日から23日までフォーラム福島で上映しておりますので、ぜひご覧ください

ティッシュかハンカチをお忘れなく。

ぼくもまた泣いちゃうだろうなあ。

みんなに泣いてるとこ見られるのだけが心配だなあ

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