これには答えたことがあるような気がするんですが、
ブログのなかを探してみたけど見当たりませんでした。
授業中の代表質問で聞かれてその場で答えただけだったのかもしれません。
似たような質問でこんな質問をもらい答えたことはありました。
「Q.なぜ福島に来たのですか?」
その答えのなかで今回のご質問に対する答えに当たるようなこともほんの少し書いてありますが、
改めてお答えするとするとこうなります。
福島に来た時どのようなことを思ったのか?
A.知ってる人が1人もいない土地での初めての一人暮らし。
不安で不安でしょうがありませんでした。
32歳のときに福島に来たわけですが、
それまではずっと実家暮らししていたあとそのまま結婚して4年経っていて、
人生のなかで一人暮らしというものを経験したことがありませんでした。
なので自分は一人暮らしができるのかというのがまず第一の不安でした。
結婚して以降は料理や掃除や洗濯など、まあそこそこにやっていたつもりでしたので、
家事ができないということはないだろうと思っていましたが、
それにしても家に帰ってきて誰もいない、待てど暮らせど一人暮らし、
という生活に自分が耐えられるのかよくわかりませんでした。
しかもその一人暮らしをする土地に知り合いがまったく1人もいないのです。
そんなに友だち付き合いが濃厚なほうだとは思いませんが、
福島に来る直前には大学院関係者や、ダンス部関係者や、
塾講師 (中萬学院) 関係者が私の送別会を開いてくれましたので、
そうやって見送ってもらえる程度の仲間はいたわけです。
そんな仲間どころか、電話番号を知ってる相手が1人もいない所に引っ越すというのは、
自分的にはけっこうチャレンジングな経験でした。
ウサギだったら淋しくて死んじゃうレベルかもしれません。
しかも引っ越し先は、これまでの人生で最も広い3LDKの官舎です。
ここに1人で住むのか、と引っ越しが終わった段階で不安と寂しさがMAXに達していました。
ところが、未開封の段ボール箱に囲まれて途方に暮れていたときに、
設置したばかりの家電 (「かでん」ではなく「いえでん」) が鳴り始めました。
先輩教員である臼井嘉一教授からの電話でした。
「あ、臼井ですが、無事に引っ越しは終わりましたか?
これから飲みに行きませんか?」
詳しくはこちらのブログをご覧ください。
とにかく、これには救われました。
一緒に飲める人がいるというのは、私のような呑兵衛にとっては何よりも重要ですね。
さらに同期で入社した教員が3人 (生活指導論のS先生、教育学のT先生、幼児心理学のH先生)、
同じ年の10月にさらに3人入社してきて (被服学のC先生、英語学のA先生、書道のK先生)、
S先生が中心となってこの7人のグループ作りをしてくださったおかげで、
何かといっては飲みに行ったり、学校帰りに温泉に行ったり等ができる仲間がすぐにできたので、
当初心配していた不安はほとんど感じることなく、福島の生活に馴染むことができました。
また、就職してすぐにクラス担任をもたされたのですが、
その学生たちとも仲良くなって、
一緒にカラオケに行ったりスキーに行ったりしていましたので、それにも助けられました。
というわけで、福島に来たときに最初に思っていたことはすべて杞憂に終わったわけです。
よかった、よかった。
福島に来て思ったことというのはそれが一番でしたが、
他にも、福島は寒いなあとは思いましたね。
冬どれくらい寒くなるんだろうかとビビりながら福島にやってきたわけですが、
冬を待たずに梅雨時にもう寒くて寒くてしょうがなくて、
初めてもらった給料で石油ファンヒーターを買いに行ったことを覚えています。
というような感じでよろしいでしょうか。
ほかにも思い出せばいろいろ思ったことはあったんだと思いますが、
それらは初めての就職に伴う思いであったり、
初めての大学教員としての仕事に伴う思いであったりするので、
福島に来て思ったことというのは上記に尽きるのではないでしょうか。
いろいろと思い出せて懐かしかったです。
ご質問、どうもありがとうございました。
ブログのなかを探してみたけど見当たりませんでした。
授業中の代表質問で聞かれてその場で答えただけだったのかもしれません。
似たような質問でこんな質問をもらい答えたことはありました。
「Q.なぜ福島に来たのですか?」
その答えのなかで今回のご質問に対する答えに当たるようなこともほんの少し書いてありますが、
改めてお答えするとするとこうなります。
福島に来た時どのようなことを思ったのか?
A.知ってる人が1人もいない土地での初めての一人暮らし。
不安で不安でしょうがありませんでした。
32歳のときに福島に来たわけですが、
それまではずっと実家暮らししていたあとそのまま結婚して4年経っていて、
人生のなかで一人暮らしというものを経験したことがありませんでした。
なので自分は一人暮らしができるのかというのがまず第一の不安でした。
結婚して以降は料理や掃除や洗濯など、まあそこそこにやっていたつもりでしたので、
家事ができないということはないだろうと思っていましたが、
それにしても家に帰ってきて誰もいない、待てど暮らせど一人暮らし、
という生活に自分が耐えられるのかよくわかりませんでした。
しかもその一人暮らしをする土地に知り合いがまったく1人もいないのです。
そんなに友だち付き合いが濃厚なほうだとは思いませんが、
福島に来る直前には大学院関係者や、ダンス部関係者や、
塾講師 (中萬学院) 関係者が私の送別会を開いてくれましたので、
そうやって見送ってもらえる程度の仲間はいたわけです。
そんな仲間どころか、電話番号を知ってる相手が1人もいない所に引っ越すというのは、
自分的にはけっこうチャレンジングな経験でした。
ウサギだったら淋しくて死んじゃうレベルかもしれません。
しかも引っ越し先は、これまでの人生で最も広い3LDKの官舎です。
ここに1人で住むのか、と引っ越しが終わった段階で不安と寂しさがMAXに達していました。
ところが、未開封の段ボール箱に囲まれて途方に暮れていたときに、
設置したばかりの家電 (「かでん」ではなく「いえでん」) が鳴り始めました。
先輩教員である臼井嘉一教授からの電話でした。
「あ、臼井ですが、無事に引っ越しは終わりましたか?
これから飲みに行きませんか?」
詳しくはこちらのブログをご覧ください。
とにかく、これには救われました。
一緒に飲める人がいるというのは、私のような呑兵衛にとっては何よりも重要ですね。
さらに同期で入社した教員が3人 (生活指導論のS先生、教育学のT先生、幼児心理学のH先生)、
同じ年の10月にさらに3人入社してきて (被服学のC先生、英語学のA先生、書道のK先生)、
S先生が中心となってこの7人のグループ作りをしてくださったおかげで、
何かといっては飲みに行ったり、学校帰りに温泉に行ったり等ができる仲間がすぐにできたので、
当初心配していた不安はほとんど感じることなく、福島の生活に馴染むことができました。
また、就職してすぐにクラス担任をもたされたのですが、
その学生たちとも仲良くなって、
一緒にカラオケに行ったりスキーに行ったりしていましたので、それにも助けられました。
というわけで、福島に来たときに最初に思っていたことはすべて杞憂に終わったわけです。
よかった、よかった。
福島に来て思ったことというのはそれが一番でしたが、
他にも、福島は寒いなあとは思いましたね。
冬どれくらい寒くなるんだろうかとビビりながら福島にやってきたわけですが、
冬を待たずに梅雨時にもう寒くて寒くてしょうがなくて、
初めてもらった給料で石油ファンヒーターを買いに行ったことを覚えています。
というような感じでよろしいでしょうか。
ほかにも思い出せばいろいろ思ったことはあったんだと思いますが、
それらは初めての就職に伴う思いであったり、
初めての大学教員としての仕事に伴う思いであったりするので、
福島に来て思ったことというのは上記に尽きるのではないでしょうか。
いろいろと思い出せて懐かしかったです。
ご質問、どうもありがとうございました。