まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

BAR510のヘンな進化

2015-03-15 11:59:28 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
スゲロで美味しいイタリアンをいただいたあとは、

BAR510で季節のカクテルをいただくのが常なんですが、

行ってみたらなんかヘンな進化を遂げていて、ここでもすっかり驚かされてしまいました。

一昨年あたりからやっと整備されるようになったメニューを見てみましょう。



トップページはカクテルのメニューというよりは特撰フルーツのメニューという感じです。

ここがこちらのイチ押しのラインナップですが、甘いお酒が苦手な私は残念ながらここはスルーです。

私にとって重要なのは次のページ。



辛口のカクテルが並んでいて目移りしてしまいます。

スダチリッキーやアップルミントのモヒートがふだんの定番ですが、

冬はやっぱり1番下のホットブラッディメアリーでしょう。

でも、このホットブラッディメアリーの説明、明らかにおかしいですよね。

カクテルのレシピとはとうてい思えません。

「スープ仕立てのカクテル」 と書いてありますが、トマトスープそのものではないですか。

マスターが調理場にしばらくこもっていたあとやっと出て来ました。



見た目は以前と変わらぬブラッディメアリーです。

以前だとベーコンやら玉ねぎなどの材料は細か~く刻んで入れられていました。

ところが今回はこうでした。



「具 (笑)」 が大っきくなっちゃった

ズッキーニも見えますね。

ズッキーニなんて昔は入っていたかな?

何だかヘンな方向に進化遂げちゃってるでしょ。

とっても美味しくいただきましたが、カクテルを飲んだというよりは、

やはり具だくさんのトマトスープをいただいたというほうが実感に近いです。

アルコール分もまったく感じられませんでした。

というわけでこの一杯で切り上げるわけにいかず、さらに杯を重ねることになりました。



カルバドスベースの自家製梅酒。

梅酒用の最高品種だという白加賀もカルバドスがしっかり染み込んで固く引き締まっていました。



シメの一杯は定番の、スダチを使ったジンリッキー。

定番のといっても、ふつうはライムを使うところを徳島県産スダチを使ったこだわりの一品なわけですが…。

さっぱり辛口でシメてようやく満足し、古巣・東麻布の夜とお別れしたのでした。

次はいつ来られるかまったくわかりません。

この次来るときにさらにどんな進化を遂げているのか楽しみです。