まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

冷蔵庫のお引越し

2013-07-30 15:38:30 | グローバル・エシックス
昨日の話の続きです。
前々からお願いはしていたんですが、先週の土曜日に急遽、
元家電院生さんと日程が合うことになり、ケーズデンキにご案内いただきました。
そうしたらとんとん拍子で話が進み、その場で購入し、月曜日には届けてもらえることになりました。
急な展開です。
前に使っていた冷蔵庫は伯母にあげるため東京に送ることになり、
(伯母はあれよりもさらに旧式の、エコでない冷蔵庫を2台も使っていました)
その送付の手配もすみ、日曜日の夜には旧冷蔵庫の電源を抜いて、
搬出に備えて冷蔵庫の中身を片づけておかなくてはなりません。
今回は冷蔵庫1台だけの引越しですが、それでもやはりめんどくさいことに変わりはありません。

元家電院生さんからは片づけると思わず、バンバン捨てるようにとアドバイスをもらいました。
たしかに冷蔵庫の中ってうちの場合、霊安室みたいなもんですから、
いつのものかわからない遺体が大量に眠っています。
それらを旧冷蔵庫から全部出し、そのまま新しい冷蔵庫に詰め替えたりしたら、
あのゴミ屋敷のような冷蔵庫がみごとにコピーされるだけに終わってしまいます。
これは冷蔵庫整理の大チャンスと思わなければいけないでしょう。

幸い、先週の月曜日に買い物して以来、
外食も続いたので新たに何かを買い足したりはしていませんでした。
したがって生鮮食品はそれほど残っていません。
土曜、日曜のあいだになんとか片づけてしまえそうな量ですし、
いつから野菜室にあったのかまったく思い出せないようなじゃがいもは、
見た感じまだ食べられそうでしたが、
どう考えても糖質制限ダイエットを始める前に買ったものと思われ、
どっちみちこの先いつまで経っても食べる機会には恵まれないでしょうから、
農家の皆さんごめんなさいと謝りつつ、廃棄することにいたしました。
この土日は残った卵や納豆、厚揚げ、ほうれん草などを消費しつつ、
さらには、いつ作ったかわからない冷凍されたカレーやハンバーグをひたすら食べ続けました。
そして、いよいよ日曜の夜になり冷蔵庫の電源を抜きました。
それでもたぶん冷蔵庫のなかに入れておいたほうが低温は保たれるだろうと判断し、
冷蔵庫の中身を取り出すのは月曜の朝になってからにいたしました。

翌朝、捨てるものと分別しつつ、冷蔵庫の内容物を全摘しはじめました。
すると驚いたことに賞味期限を大幅に過ぎたものが大量に発掘されます。
調味料の類いは軒並み2000年代のものばかりですが、
一番すごかったのはコレでしょうか?



ウスターソースです。
だいたいソースって家庭で使わないですよね。
特にうちは家ではトンカツみたいな揚げ物をしないのでほとんど出番がありません。
それでもたまに隠し味とかで少量使ったりすることはあり、
今年度に入ってからも何回か使ったことがあったと思いますが、
賞味期限を見てみたらぶったまげました。



なんと2005年、8年前のものですかっ
前回の引越しより前からの遺品ではありませんか。
そんなこと何も気にせずに使っていたなあ。
特に食中毒とかも起こさなかったのでまだ行けるのかもしれませんが、
せっかくの機会ですので処分することにいたしました。
ソースやらドレッシングやらこの手のヤバイものが大量に発見されたのですべてオサラバしました。

それから、パンパンに詰まっていた冷凍室ですが、
もろもろの食品を全部取りだしてみたら、こんなことになっていました。



これ全部、保冷剤です。
冷凍庫パンパンだなあと思っていた、そのほとんどはこの保冷剤だったのです。
私は 「捨てられない人間」 なので、買い物に付いてきたこれらをつい冷凍庫に入れちゃうのですね。
たしかに旅行に行くときなど、保温バッグにこれらの保冷剤を入れてもっていけば、
旅先ですぐに冷えたビールを飲むことができとても重宝するのですが、
しかし、こんなに大量に保冷剤を保有しておく必要はありません。
大小いくつか、必要なだけの分を残してこれも処分することになりました。
そうやっていろいろと整理してみると、冷蔵庫の中身で必要なものって意外とこれくらいでした。



手前の保温バッグ2つには、冷凍室のものや要冷蔵のチーズや生ハムなどが、
温存するべき保冷剤とともに入っています。
あとは小さなサイドテーブルひとつに全部乗っかってしまうくらいしかないんですね。
冷蔵庫の中にパンパンに詰まっていたもののほとんどは要らないものだったということです。
そんなものを冷やし続けるために、私は延々と電気料を払っていたのですね。
まったく忌々しいことです。
これからは冷蔵庫の中身を常にチェック・精選して、エコな暮らしをするぞと誓ったのでした。
(まあすぐ忘れると思いますが…)