まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

Q.金縛りは現実体験ですか? 他

2012-06-13 20:06:31 | 哲学・倫理学ファック
今日の看護教員養成講座では 「臨死体験」 の話を読んでもらい、
それが現実体験なのか脳内現象にすぎないのかについて考えてもらいました。
その説明のときに夢の話をしたからでしょうか、
金縛りに関する質問を複数の方からいただいてしまいました。
これについては以前に別の形で質問をいただいたことがありますので、
まずはそこを読んでみてください。

  「Q.金縛りについてどう思いますか?」

この記事の本文で私自身は、「A.恐かったです」 としか書いていないので、
今回の質問にはお答えしたことにならないのですが、
以前、福島大学にいらっしゃった福田一彦先生のホームページを紹介しておきました。
3年前の看護教員養成講座のときは福田先生が教育心理学を担当していらっしゃって、
講師も招いての皆さんの飲み会に一緒に招待され、
2人とも似たような黒いポロシャツで着ていって、
お互いに 「マネしないでよ」 と言い合ったことがあります。
そんなことはどうでもいいんですが、福田先生のHPの中に 「金縛りについて」 という記事があり、
そこでは簡潔に、金縛りが現実体験ではないことが説明されています。

なお、先ほど紹介した私のブログのコメント欄では、
福田先生が 「明晰夢」(夢だとわかる夢) についても詳しく説明してくださっていますので、
関心のある方はそちらも読んでみてください。

今日のテーマは 「死んだらどうなるのか?」 でしたので、こんな質問も頂戴しました。
「Q.先生は幽霊を信じますか?」
これに対してもすでに解答ずみですのでそちらをご参照ください。

  「Q.人は死んだらどこへ行くのだと思いますか?」

また、今日の授業の中ではやりませんでしたが、
看護学生たちには、患者さんに 「死んだらどうなるんでしょうか」 と聞かれたらなんと答えるか、
というグループワークをやってもらっているという話をしました。
それに関する話もブログに書いてあるので、興味があったら読んでみてください。

  「Q.『死んだらどうなるの?』 と聞かれたら」

答えはわからないけれども、どうしても気になっちゃう問いってありますね。
哲学は心理学みたいにバシッと答えを教えてあげることができませんが、
答えのない問いをうじうじと考え続けるのも楽しいのではないでしょうか。