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本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

女性はすべてお姫様というマーケティング。

2019-05-05 15:20:00 | 2019年始動。革命のスタート。
プリンセス・マーケティング

仕事脳に戻すプロジェクト。


①この本
ネットで女性に売るの著者の2作目。女性の購買心理を解き明かすことが目的の本。八倍、マーケティングの職業の方をはじめ,シンプルに男女のコミュニケーション理論としても使える。

これまでのマーケティング:男性中心で捉えられて来た常識を捉え直せる両著。
マーケティングの本だが,男女の違いを捉え,どうマーケティングのストーリーを描くかという恐ろしくおもしろい本。
女性に分かりやすい,売れるは、男性のも分かりやすいにつながる。
いかに、ストーリーを描き,女性に売れるようにするか?
を考えることで,男性にも売れる道筋が見えるおもしろい本。

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理由はうまく説明できないかもしれないけれど,「なんとなく嫌」とか「こっちのほうが好き」という感覚自体が正しい場合が多く,自分を信じて突き進んでいただければ間違いないのです。187


「妥協しない」「あきらめない」というフレーズはもちろん、さらに一歩進んで「どちらも」手に入れよう、もっと人生「欲張ろう」というメッセージは。ぐっと響きやすくなります。185


0-0-0書き出し★★★★★
私たち商品やサービスの売り手が,ともに冒険の旅をする仲間として物語に登場するとしたらどのようなふるまいをすべきなのでしょうか?142
女性の主人公は、自分が「高貴な身分のプリンセス」だと気づく瞬間が、物語のはじまりです。「自分は,この場に留まりつづけることがふさわしくない」と思うからこそ「本来の自分」を取り戻す旅に出るのですから,たとえ一時的に身をやつしている状態であったとしても,身分でいれば生まれながら「お姫様」。102

目の前の敵を倒すごとに強くなる男性たちの物語と、過去のしがらみから解き放たれるたびに自由になっていく物語を生きる女性たち。43
⇒この後①

②これからのマーケティング★★★★★
<マーケティング>
商品企画もブランド構築も販売促進も、すべての企業活動は「顧客コミュニケーション」の一種と考えることができます。4

これからのマーケティング:
自分のお客さまのグループから
共通の価値観・世界感を抽出。
⇒自分のブランドに応じた雑誌をつくるイメージのマーケティング。36

▼②なぜストーリーか?★★★★★
<ストーリーの効用>★★★★★
先に気持が動くからこそ行動が起こる。
さっぱり興味を持ってもらえない場合に使われる販売手法のひとつ。
読み物としてのおもしろさの引きつけられて読み進めるうちに「潜在的に抱えている問題」を自覚し,自然と商品やサービスを「欲しい」気持になってしまう。14
その人が信じている前提を変えるパワーがある。

【プリンセス・ストーリー】★★★★★
女性が主人公の物語では,今居る場所に漫然とした違和感を感じている主人公が何かのきかっかで自分が何者であるかに気づき始めることからスタートします。冒険や戦いを迫られたとしても,それは過去の暮らしを捨て「自分が本来、当然いるべき」だと感じる「新しい世界」で生きるまでの個人的な旅に過ぎません。
自信を持って活き活きと輝く「新しい自分」になって、「これまでの延長上にない未来」を生き始める事自体がゴールなので、ご褒美としての名誉は財宝はないのが普通です。
自分らしさを取り戻し,自己充足することこそが究極の目的なのです。17

核心:
女性の目的は「本来の自分らしさ」を取り戻すこと。19

核心:
シンデレラは「お城にいる自分」を「本来のワタシ」と思っている。20



③7項目紹介★★★★★項目だけ紹介1は男女の違いも
【女性の購買意欲をかき立てる7つの原則】


◎大原則1女性と男性では求めているストーリーが違う★★★★★
男性:ヒーローストーリー:冒険の中で成長して英雄になりたい
女性:プリンセスストーリー:あたしい世界で自分らしく生きたい 12
⇒ディズニー映画に代表されるプリンセス・ストーリー16
0-0 ★★★★★
主人公に呼びかける言葉の違い:
さまざまな制約を「仕方がない」とあきらめ続ける必要はありません。本来のあなたは、もっと価値ある存在なのです。
自分を偽って生き続けるのは、もうやめませんか。あなたはもっと自由に、キラキラと輝けるはずです、あなたがそれに気づくだけで、もう不可能は亡くなります。23

【男女の買い物の違い】
男性は悩みを具体的に解決する手段として買い物をする。31

◎ 大原則2女性と男性では、登場人物の設定が違う★★★★★
男性:武器や装備を増やして,レベルアップを果たす。:自分の力で一歩ずつ上り詰める。/ロールプレイングゲーム
⇒仲間:よきライバル

女性:魔法で一気に次元の違う世界へ:本来の自分だから努力は不要40
⇒敵は「これまでの世界に押し戻そうとする存在:53
⇒ポイントは、「決意を固め、自信をつける」こと。54
⇒仲間:感情を共有してくれる仲間56
⇒★★★★★女性が主人公の物語では,どれだけ「自分は本来こうあるべきだ」という確信を持てるかという一点が重要。58

【物語のキーパーソン・売り手の役割の違い】核心★★★★★
男性主人公に対して:主人公に使命を自覚させ,へこたれそうになれば叱り、タイミングよく的確なアドバイスを与えて導く「賢者」や「メンター」

女性主人公に対して:過去のしがらみを断ち切ってくれる存在50

◎ 大原則3:女性と男性では、主人公のモチベーションが違う。
男性:モテたい!勝ちたい!:他者の客観的評価を求める
女性:ワタシらしい:自分自身の主観的な満足を求める。60

<男女のコミュニケーションの違い>
男:問題を把握し,解決しようというスタイル
女:いっしょのポイントを主観的に探し、自己と同一化する中で情報を仕入れる。66
⇒共感/承認し合うこと。

<男女のモテの違い>
男:いかに女性という他者にモテるか?
女:自己満足としてのモテ/自分が楽しいことが重要。71
⇒女性が買い物を通じてほしい感情:★★★★★
女性たちが欲しいのは,「私って素敵!」という高揚した気分です。商品やサービスを手に入れること自体が目的ではないため、その商品やサービスがある生活がキラキラと輝いて感じられること、つまり自分がその環境にいて、幸せで満ち足りた気持に慣れることが,行動を起こすきっかけにつながります。80

◎ 大原則4:女性と男性では,意思決定の中身が違う
男:しっかり比較して、決めてから買いにいく:しっかり吟味して最高のものを手に入れたい
女:運命の出会いを楽しみ,とりあえず試してみる:運命の商品との出会いこそ,買い物の醍醐味 88

【女に買ってもらう核心】核心★★★★★
女性たちは、驚くほどに、まったく検索せずに即決している人が多く,女性に取っての検索(サーチ)の重要性は低いのです。95

fast step1
女性に売る場合には,まず「姫」にとっての「出入り商人」と同様に,いかに信頼されるポジションを確立できるかが,すべての鍵を握ります。193

step2
商品やサービスが「結果、私に何をしてくれるか」という点こそが知りたい情報

step3
いかにワクワクできるか,抵抗感なくすんなり納得いくかが重視され,直感的に「私にとって本物」だと感じられることの方が,ずっと大切になるのです。108

step4
生まれながらの「姫」である女性たちは、どんな状況におかれていたとしても、躊躇することなく,「特別扱い」を受け入れます。112
⇒「お客さんになった以上、特別扱いされる権利がある」と考えている。114

step5
商品の品質やサポート体勢がしっかりしていること。119

◎ 大原則5 女性と男性では、何を信じるかが違う。
男:加点法で考える:だまされないよう、比較してから買う
女:減点法で見る:運命の出会いにときめいて衝動かい116

◎ 大原則6 女性と男性では、関係性の築き方が違う。
男:仲間であっても縦の関係を築く:同じチームの仲間でもライバル
女:家臣であっても横の関係:私たちという価値観を共有しあう 140

◎ 大原則7 女性と男性では、未来の見せ方が違う
男:うまくいったことを拡大解釈する:なぜか根拠のない自信を持っている。
女:駄目だったことを拡大解釈する:自信がない状態が初期設定 166
コメント
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