おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

びっくり!招きネコ100選 北鎌倉古民家ミュジアム(2)

2013-08-13 | 日記




北鎌倉古民家ミュ-ジアムで開催中の
招き猫100選です。
8月18日(日)までです。

昨日のつづきです。
2008年大賞 「星に願いを」 桜井魔己子さんの作品


2007年大賞 「逆さ招き猫」 吉田一也さん作品


ホルンを吹く猫 山崎清孝さん


みんなで福を招きましょう 古川圭子・藤田清枝さん


猫・ヨロ・頭 曲沼らん子さん


招福七福神招き猫 五十嵐健二さん


編み猫キュ-ト なはミハルさん


















































ねまきねことこまねきねこ 渋谷ちづるさん


遠距離恋愛絶対応援招き猫 佐古明紀さん 














龍神さまを従えた猫神さま 田崎 太郎










恋人同士 でもお腹に・・・・うふふ








猫地蔵さん  
「オン カカカ ビサンマエイ ソワカ」(真言です。)












ほんとうに猫は、想像力をかき立てますね。
最後に、「招き猫の宮」菊池 真・荒川千尋著から(p47)

新吉原の傾城・薄雲太夫を救った三毛猫

 ずば抜けた美貌と才気で権勢を誇った、
新吉原・三浦屋の薄雲太夫は、
1匹の三毛猫をとても可愛かつていた。

花魁道中の際にも禿の少女に猫を抱かせて同行させたし、
客に呼ばれた座敷にも連れていった。
猫好きの彼女が信州埴科郡鼠宿の出身だったのは
何かの因縁というべきか
(ちなみに「鼠」というこの風変わりな地名は長野県に現存している)。

 可愛がリ方が常軌を逸していたのか、
売れっ子の薄雲に対するやっかみもあったのか、
誰とはなしに「薄雲は猫に魅入られた」という噂が立つ。

「魅入る」とは魔性のものが人に取り憑くという意味である。
事実、猫は薄雲のそばを片時も離れようとはしなかった。
 三浦屋の主人は悪い評判で客が寄りつかなくなることを恐れて薄雲に意見し、
薄雲も気味悪く思って猫を遠ざける
(猫好きにとっては、この薄雲の振る舞いは少々悲しい)。

 それでも猫は薄雲の後を追い、
厠に立った彼女の裾にまとわりつく。

見かねた主人が脇差を抜いて斬り付けると、
猫の首がすっ飛んで、
薄雲を狙っていた大蛇に食いつきこれを退治した。

薄雲は自分を救ってくれた愛猫の死を深く悼み、
懇ろに弔う。

悲しみにくれる薄雲を慰めようと
なじみの豪商が高価な伽羅木で猫の姿を彫って贈った。

後にこの猫を真似た人形が浅草の歳の市で
売り出され人気を集めた。

これが招き猫の起こりという。


僕は、こう言う話が大好きです。
日本人の持っている草や木や動物に対する愛着を
ひしひしと感じます。

たかが一匹の猫に行った江戸の人たちの行動は、
招き猫を産みだした社会がすばらしいと思います。

ありがとうございました。
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