おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

みなとみらい みんなの庭

2016-04-13 | 日記

4/9日大岡川を下ってみんなの庭に寄ってみました。

春野菜がのびのびと育っていました。

浜美術館の前庭の整備が終わっていました。

     

これから夏に向かって大変になるでしょうね。

子供たちにとって楽しい体験に。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

      

     

     

     

      

     

     

途中から高島町に抜けました。

始めて見ました。根岸線の海側に貨車専用の軌道があるのですね。

     

     

     

ありがとうございました.

大変面白い本を読みました。

「東北蝦夷(えみし)の魂」(高橋克彦著)

 

平泉が世界遺産に登録されるときの話です。

藤原清衡が中尊寺落慶に際して読み上げた供養願文に、

極楽浄土の考えで宗教による「和」の平和な国づくりはあり得ないと

ユネスコは最初は信じなかったそうです。

藤原清衡は陸奥を手にするまでに戦いで沢山の血を流している。

そんな人物が現世浄土を目的として国をつくる訳がない。

供養願文の思想は虚構だと、ユネスコは決めつけたのだろう。

そこに大震災が起きた。

被災地の人たちの苦難に耐え忍ぶ健気な姿は、世界中に感動を与えた。

そして「和」の民の精神であり、その精神を藤原清衡は受け継いでいた。

その東北の人々の心にあることをユネスコは理解したのだと。

東北人の特質は、「優しい」「辛抱強い」「無口」だと言われ続けている。

古来から様々資源を中央に奪われ続けてきた東北だが、人々はずっと

この地に住み続け、和の心の軸に生きて来ている。

この本を読んで自分の中に東北人の心が流れていることを知りました。

昔から優しいと言われてきたけれど、その根底に東北の「和」の心が

あったのだ。

最後に、東北人の立ち向かう強さが、後向きの堪え忍強さに注がれつつ

あることだと著者は心配している。

高橋克彦さんの東北4部作をアマゾンで注文し楽しみにしています。

アテルイから戊辰戦争、日露戦争に東北人の「和」の心が

脈々として生きていること知りました。

そして三内丸山遺跡の縄文人の心も同じであることを。

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