4月12日 横浜能楽堂で狂言を見に行きました。
午前中は、山本光輝先生のいろは呼吸書法で代々木から戻りました。
かもん山の櫻はまで少し残っていて楽しそうなお花見風景でした。
横浜能楽堂です。
今日の公演は、文山賊(ふみやまだち)と鈍太郎(どんたろう)です。
演ずるのは「和泉流」でお話は、石田 幸雄さんでした。
面白かったのは、「鈍太郎」です。
三年ぶりに西国から都に戻った鈍太郎は下京の本妻の
いる自宅に行きますが、久しく留守にしていたために、
夫とは思われません。
仕方なく上京の愛人を訪れますが、ここでも鈍太郎と思われず、
追い返さてしまいます。
二人とも近所の若い衆のいたずらだと思い、
他の男と結婚してしまったと嘘をついてしまいます。
落胆した鈍太郎は出家を決心します。
後から本人だと気づいた本妻と愛人は、
通りかかるのを待ち、
出家を思いとどませようと必死にたのむのですが・・・・
本妻と愛人の二人で腕車を作り
鈍太郎を乗せて、3人で仲良く舞台を周ります。
僕は、京都が好きで何回か通っていますので、
上京と下京で愛人を上京にするなど粋なはからいですね。
本妻と愛人が二人で腕車を作るなど
昔の人には、ユ-モアが溢れていますね。
普通なら啀み合うのが普通なのに・・・・・・・
いつまでも男の子供っぽさを愛する女性に
抱かれている姿に、いつの世も同じなのだなあと・・・・
狂言は見始めたところですが、
微妙な心の葛藤を芸術的に高めていることに感動します。
長い時を重ねて作られているのでしょうね。
鈍太郎の腕車は、江戸時代であったら、どう表現しているのだろうかと
創造するだけで楽しいですね。
ありがとうございました。
串田さんの地震予報の続報は4/14に出ましたが
内容は変更ありません。6/27発生予報。
松原照さんの予報があります。
4/13 太平洋側全般 特に千葉 茨城県沖 関東地方が
揺れやすくなっています。
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