おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

横浜狂言堂での狂言でした。4/12

2014-04-16 | 狂言

4月12日 横浜能楽堂で狂言を見に行きました。

午前中は、山本光輝先生のいろは呼吸書法で代々木から戻りました。

かもん山の櫻はまで少し残っていて楽しそうなお花見風景でした。

    

    

    

    

     

   

   

   

   

横浜能楽堂です。

   

   

今日の公演は、文山賊(ふみやまだち)と鈍太郎(どんたろう)です。

演ずるのは「和泉流」でお話は、石田 幸雄さんでした。

面白かったのは、「鈍太郎」です。

三年ぶりに西国から都に戻った鈍太郎は下京の本妻の

いる自宅に行きますが、久しく留守にしていたために、

夫とは思われません。

仕方なく上京の愛人を訪れますが、ここでも鈍太郎と思われず、

追い返さてしまいます。

二人とも近所の若い衆のいたずらだと思い、

他の男と結婚してしまったと嘘をついてしまいます。

落胆した鈍太郎は出家を決心します。

後から本人だと気づいた本妻と愛人は、

通りかかるのを待ち、

出家を思いとどませようと必死にたのむのですが・・・・

 

本妻と愛人の二人で腕車を作り

鈍太郎を乗せて、3人で仲良く舞台を周ります。

僕は、京都が好きで何回か通っていますので、

上京と下京で愛人を上京にするなど粋なはからいですね。

本妻と愛人が二人で腕車を作るなど

昔の人には、ユ-モアが溢れていますね。

普通なら啀み合うのが普通なのに・・・・・・・

いつまでも男の子供っぽさを愛する女性に

抱かれている姿に、いつの世も同じなのだなあと・・・・

狂言は見始めたところですが、

微妙な心の葛藤を芸術的に高めていることに感動します。

長い時を重ねて作られているのでしょうね。

鈍太郎の腕車は、江戸時代であったら、どう表現しているのだろうかと

創造するだけで楽しいですね。

 

ありがとうございました。

 

串田さんの地震予報の続報は4/14に出ましたが

内容は変更ありません。6/27発生予報。

 

松原照さんの予報があります。

 4/13 太平洋側全般 特に千葉 茨城県沖 関東地方が

揺れやすくなっています。

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