新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

文在寅大統領の任期が切れさえすれば

2019-08-26 16:32:48 | コラム
文在寅大統領の次ぎはどうなる:

本日は老化現象の極みのような状態で、午後2時近くまでは体中が痛くて身動きが出来なかった。そこで何とかソファーから降りられるようになってから、31年間の長きにわたって面倒を見て頂いているSクリニックに向かった。S医師は「もうこういう状態は仕方がないので、行動はほどほどに」ということで、何時ものブロック注射をして頂いて退散。ただ今3時45分となってどうやら思うように動けるようになり、初めてPCに向かった次第。70歳前後の方には未だ未だ想像が出来ないような不自由な状態なのだと思う。

出掛ける前に何とか見ていた「ひるおび」では、文在寅大統領の側近中の側近という曽国(ソウル大学の法学博士で、この氏名はチョ・グクとなるらしい)というソウル大学教授から取り立てられ、この度の内閣改造で法務大臣に取り立てられる運びだった由だ。その曽氏が彼自身の問題ではなく、娘と息子を言わば職権乱用の形で大学の医学部に入れたり徴兵逃れをさせていたという醜聞を、保守系のメデイアが閣僚就任の前の身体検査でほじくり返した件を採り上げていた。韓国では兎角ありがちな権威の乱用だと思ってきていた。

「ひるおび」によれば、曽なる人物は16歳でソウル大学に入学したという秀才で文在寅大統領は次期大統領候補として寵愛している逸材であり、既に極端な反日の文言をTwitterなどに発表しているというのだ。私が今日までのテレビや新聞の論調の他に、一部の専門家たちのご意見を拝聴していると「日韓関係は文在寅政権が後2年以上続く限り改善というか韓国側からの何らかの歩み寄りは期待出来ない」と「アフター文在寅に期待しよう」と言っているかの如くに聞こえたし、私も愚かにも後継の大統領に微かな希望を抱いていた。

だが、ひるおびに登場した毎日新聞の鈴木琢磨もお馴染みの辺真一も「現状では韓国の野党にこれという強力な候補者が見当たらないので、文在寅大統領は強気の姿勢を維持していられる訳で、既にこの曽国なる側近中の側近を次期大統領候補の意中の人としているようだ」と述べていた。私は迂闊にも文在寅大統領さえ退任すれば「革新の次は保守そして次は革新」というこれまでの順番が繰り返されるとばかり思っていた。だが、ひるおびによって文大統領は曽国という側近を入閣させて革新(=反日)政権の継続を図ったいると知らされたのだった。甘かったと反省させられた。

ではこの曽国なる側近は今回の保守派メデイアによって暴き立てられている不正の疑惑に、どのように対処するかが問題だと思う。画面に流れた曽国は謝罪している場面だったが、毎日の鈴木琢磨は問題はあそこまでのことで、文在寅大統領はこのまま入閣させるだろうと観測し、辺真一は「曽国切るべし」との強硬意見だった。私には辺真一という人が我が国と韓国の何れの側に立って発言しているのかと何時も戸惑いながら聞いてるが、「切るべし」発言は文在寅大統領への忠告にも聞こえてならない。

何れにせよ、文在寅大統領政府はトランプ大統領やポンペオ国務長官が如何なる批判をしようと、我が国に対しては既に「帰らざる川」を数回も往復して渡ってしまったし、今回の竹島での大規模の軍事訓練まで始めてしまったのである。それこそ「文チャンの何処までやるの」で、形振り構わず反日・抗日政策を強行する以外の選択肢はないだろう。しかも、その中には差し押さえた三菱重工や日鉄等の資産の売却までが入っているのだ。私は韓国にはそこまでやってしまう以外の道は残されていないのだろうと危惧する。そこで最大の問題となるのが、我が国の出方というか対応策である。

安倍内閣は何処までその事態に備える策を準備されているのだろうか。まさか、先日Prime Newsに登場した一橋大学法科大学院の権教授が言ってのけた「征韓論」ではないと思う。では、安倍内閣は文在寅大統領の後に革新か保守の何れから次期大統領が現れるかまでを読み切っておられるのだろうか。勿論曽国なる人が有力であるとのスカウティングは終わっているのだと期待しているが、文在寅大統領を何としても徹底的に叩いておかないことには、次がまた反日に凝り固まった第2の文在寅が出てくる危険性が高い気がしてならない。何のことはない「悪循環」だ。



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